とぶ船

  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001108224

感想・レビュー・書評

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  • 岩波少年文庫で一番好きだ!父が最初ぐらいに買ってくれた岩波少年文庫、
    いま見ても少年らしい冒険心・好奇心に加えて家族愛、詩情、(不正を許さない)正義感(アースガルドで「巨人はどこにでもいる」「悪と戦うことを言っているのでしょう」)、愛国心(ファラオに「僕たちの国では太陽は小さく光は弱いけれども僕たちの国は良いです、イギリスと言います」と話すところなど)、歴史の悠久さ(古代で「ピラミッドが輝いているわね」「出来たばかりなのさ」と会話、マチルダ「サクソンの豚…」「でも僕たちはサクソン人です」等)素晴らしい。
    結末は《少年は成長する》

  • なんとも品のある冒険物語だったこと。

    子どもたちの優しい素直な心の声がそこここにあって、
    でもとっても子どもらしく愉快に冒険に出かけちゃう!

    まさかタイムマシンのお話しだったとは

  • 「どこでもドアー」の様に、何処にでも行けるのね~

  • 内容的には、つまらない大人になってしまった自分からすれば次が気になって仕方ないとか時間を忘れてしまうとかそういうものではなかった。ただ、なんで大人になると夢をなくしてしまうのだろうと思ってしまった。

  • ピーターがある日、うす暗い小さな店で手に入れた古い小船は、なんと魔法の「とぶ船」でした。ピーターたち4人きょうだいはこの船で、エジプトやウィリアム征服王時代のイギリス、北欧神話の世界にまで冒険旅行をします。小学5・6年以上。
    ピーターがある日手に入れた古い小船は、なんと魔法の「飛ぶ船」でした。ピーターたち4人きょうだいはこの船で、エジプトやウィリアム征服王時代のイギリス、北欧神話の世界にまで冒険旅行をします。

  • かつら文庫のお姉さんに勧められて読んだ本
    小さい頃に読んだからすごく時間をかけて読んで、読んでもらったりとかした本。石井桃子さんが訳をやっているんだよね。
    大人になるって悲しいことなんだなぁ、さびしいなぁ、色々なくしてしまうんだなぁ、
    私は忘れない。
    って
    だからかな、この本には少し寂しさを感じる。
    もう少し落ち着いたら再読したいな

  • 4人兄弟でとぶ船で冒険

    北欧神話のフレイの持ち物らしい

    普通に空飛んでエジプトいったり
    過去にいったりもする

    はらはらどきどき

  • 過去から遊びに来るマチルダの話が切ない。

  • 村長の一番好きな本。
    大人になるっていろんなこと忘れちゃうのねぇ。

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