巨人グミヤーと太陽と月 (大型絵本)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001108552

感想・レビュー・書評

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  • 中国版の天地創造。ちょっとマンガチックかな~

  • 2013年10月4日

  • 日本の神話を思わせる内容。
    各地にこの手の話はありますけどもね。

  • 図書館で借りました。

     絵本。中国の昔話。
     巨人グミヤーは世界を作る。その綺麗な世界に嫉妬した月と太陽たちが世界を干上がらせる。
     グミヤーは弓と矢で太陽と月を射落とし、一つずつだけ打ち漏らす。
     月と太陽は逃げ出して、世界は冷え切ってしまう。
     グミヤーは残された月と太陽と和解し、世界を照らすものが生まれる。

     月は矢を射られ、その冷や汗で冷え切ってしまう。太陽(女)は夜は怖くて外に出たくないといい、月は男らしく夜を受け持つ。

     キィーワードは憎しみを忘れての協力、かな。

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著者プロフィール

君島久子 栃木県に生まれた。慶應義塾大学卒業、都立大学大学院修了。武蔵大学教授をへて、国立民族学博物館教授となる。中国民族学、文学を専攻、特に民間伝承および児童文学を研究。中国、東南アジア、日本を含めた広いアジア地域での比較研究をすすめている。1965年、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1983年、『中国の神話』(筑摩書房)で共にサンケイ児童出版文化賞を受賞。また1976年、『西遊記上・下』(福音館書店)で日本翻訳文化賞を受賞した。そのほか『ほしになったりゅうのきば』『たなばた』『しんせつなともだち』(福音館書店)、『チベットのものいう鳥』『王さまと九人のきょうだい』(岩波書店)、『アジアの民話』(講談社)、『月をかじる犬』(筑摩書房)など多数の著訳書がある。大阪府在住。

「2020年 『あかりの花 中国苗族民話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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