- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001109993
感想・レビュー・書評
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最高に幸せな気持ちになれるお話し。
海賊が可愛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続編。ジム・ボタンもいいよね。エンデ作品も好きだなあ。
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ジムのひみつが解き明かされる、ジム・ボタンの冒険シリーズ最終巻。私はジムのひみつよりも、表紙・裏表紙の謎が気になって読み進めてました笑。<荒くれ13>のハズなのに、12人しかいないのは何故なのかな?と。結果、読み終わって意味がわかって<荒くれ13>が愛しくなりました。なんとも間抜けで憎めない海賊たち…かわいい…笑。
ジム・ボタンシリーズは勇気と冒険がたくさん詰まっていて、悪役もなんとも味があって憎めないため、読後感がとても良くて面白かったです(^∪^) -
『モモ』のエンデの作品だが、あまり知られていないのではないかな・・・? 少なくとも私は知らなかった。下の子のブッククラブで送られてきた本。
シリーズもので全2巻の2冊目。1冊目もやはりブッククラブで送ってもらっていたのだが、読み聞かせしていたものの、途中を娘が先に読んでしまったりして、私はまだら読み。
こちらは全部読み聞かせできたので、この巻をアップすることにします。
小さな国に住む、機関士ルーカスと少年ジム・ボタン、そして彼らの機関車の冒険譚である。
まずは、作者の想像力の豊かさと骨太な構想力に唸らされる。
登場人物たちは、中年の機関士や黒人の孤児、アジアの小さなお姫さま、緑の人魚、その亀の婚約者(そして2人とも1万歳)など、バラエティに富んでおり、ステレオタイプでない。ある意味、ポリティカリー・コレクトにすら感じられる。
また、すべての鉄を引き寄せてしまう磁鉄岩やそれから作った<永久機関>、「世界の頂」の空気の薄さなど、不思議な世界でありつつも、描写に圧倒的なリアリティがある。
終盤近くなって明かされるジムの出自は壮大で、「ええええ、そう来るか!?」とかなり驚いた。
こんなにスケールが大きいのに、最後には穏やかな大団円。
不思議な味わいのある、読みごたえたっぷりの本だった。 -
ミヒャエル=エンデの作品。モモに比べると低学年向けです。
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「ジム・ボタン」の後編に当たります。
訳者あとがきによると、本来1冊だった原稿をあまりに長いのでという
理由で2冊に分けたということで、話の上では続きになります。
言うまでもなく、創り出されている世界は見事で、潜り抜ける冒険も
盛りだくさんです。
是非「ジム・ボタンの機関車大旅行」と共に読んでみてください。 -
「ジム・ボタンの機関車大旅行」の続編。こちらも前作に負けず劣らず、面白い。エンデの魅力のつまったお話。