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- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001110241
感想・レビュー・書評
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抱腹絶倒の珍道中。理想の紳士、ドリトル先生はどんな動物にも優しくて、どんな動物からも慕われている。こんなに面白い物語を子どもの頃に読んでおかなかったなんてなあ。惜しむらくは、やはり、所々に見られる人種差別発言、――ドリトル先生は、動物をいじめるひと以外には決して差別なんかしないんだけど――そういう時代だったんだから仕方がないとはいえ、アメリカではこの物語が受け入れられなかったというのも頷ける。夜、暖炉の前に一同が集まり、先生のお話を聞いたり物語を聞かせあったり、という習慣には憧れる。蛍光灯の下、テレビとコンピューターで過ごす夜のなんと殺伐としたことか。(2008-08-15L)
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