せかいいち おいしいスープ (大型絵本)

  • 岩波書店
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001112177

感想・レビュー・書評

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  • 兵隊たちの知恵が痛快。

    絵と文のバランスもよく、読み聞かせ向き。

    ペンギン社の渡辺茂男さんの翻訳のものと読み比べましたが、もとがいいのでどちらもよかったですが、ペンギン社版のほうが字が大きいので、老眼の私には読みやすかったです。

    それにしても、原題STONE SOUPをこのように訳された渡辺さんはさすがだと思います。

  • 民話をもとにして書かれたお話。

    まる二日間何も食べていなくてお腹を空かせた3人の兵隊。
    村を見つけて食べ物を分けてくれないかと尋ねるけれど、村人たちは何もないといいます。
    実は兵隊を見かけた村人の一人が、先回り村人に知らせ、食べ物を全部かくしてしまったのです。

    兵隊たちは少し考えて、今から石でスープを作るといいます。
    村人たちは興味深々。
    おきなおなべを借りて、火にかけます。
    石を持ってきてもらい、「どんなスープにも塩と胡椒はかかませんな」と塩コショウを入れてもらい「人参が入ればもっとおいしくなるんだが」と人参を入れてもらい…

    この話、なんと立派なスープが出来上がり、みんなで宴を楽しみ、兵隊たちは暖かい布団で休むことができるのです。
    だましているのだけれど、感謝までされてみんな最後までハッピー。
    とてもユーモアのきいたお話です。

  • 10分程度
    高学年ほど、「石でスープができる」の部分の面白さがわかるっぽい。

  • 1949コールデコット賞受賞作品
    Stone Soup

    「はらぺこの三人の兵隊が、ある村で食べものをわけてほしいとたのみました。けれども、村人たちは首を横にふるばかり。兵隊たちは、しかたがないので、石のスープをつくるといい出しました。えっ、石からスープをつくるだって?! いったい、どんな味がするのでしょう? 民話をもとにしたマーシャ・ブラウンの楽しい絵本。」

  • 一人音読
    石でもおいしいのかなと息子

  • フランスの昔ばなしがもととなっている。
    3人の兵隊の知恵が楽しい

    A市BR56

  • 石のスープ。

  • お腹が減って仕方ない兵隊に、村人たちは冷たい。ご飯も寝床もくれない。だから、石でスープを作る、だと…!?
    こんなユニークなお話好き。明日2年生に読み聞かせ予定。でもちょっと長いんだよな…。我慢して聞いてくれるといいな。

  • とんちとしあわせのおはなし。

  • 季節なし
    2年生
    3年生前半
    1年生後半

    兵隊3人がお腹が空いており村人全員に食事を分けてもらえないか頼むが、全部断られる。
    石からスープを作ると言って、次から次へと結局村人からいろんな材料をもらう。
    みんなで宴会をし、良い寝床でそれぞれ寝て翌朝見送られる。

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著者プロフィール

1918年アメリカ・ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1954年『シンデレラ―ちいさいガラスのくつのはなし』(福音館書店)、1961年『もとはねずみ…』(童話館出版)、1983年『影ぼっこ』(ほるぷ出版)で3度のコールデコット賞を受賞。他に『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)、『ちいさなメリーゴーランド』(小舎)などがある。2015年没。


「2017年 『あおいジャッカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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