- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001120349
感想・レビュー・書評
-
勉強が出来なくて、コソコソ教えてもらって過ごしていた男の子が、ちゃんと勉強に取り組もうと決心するが、つい遊んでしまったり意思が弱くてなかなか勉強する事が出来ない。ついには、固い決心をして取り組み、自分の頭で考えるようになると、徐々に勉強がわかって面白くなって行く。ところが、友達は相変わらず遊んでばかりいて、取り組もうとせず、ついには学校をずる休みして嘘をついて過ごすようになる。その子の為にならないとわかっていながらも、彼を勉強に向かわせられず、みんなに責められる。結局、校長先生から、彼の勉強を見る係になり、工夫して取り組み、二人とも勉強をするようになっていく。
主人公は4年生だが、332ページあり、5、6年生くらいが適当か。
この本を読んで、励みにしてほしいような子は自分で読む根気がないであろう事が問題。できたら朗読してあげたい。
勉強の嫌いな子に詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新4年生のヴィーチャの学校生活。
遊びを優先して成績が落ちたり、学校をさぼる友達にどういうか悩んだり、でもその合間に舞台衣装を作って乱入したり。
小学生の息子に読んだらドキドキしたり大笑いしていました。
ロシアの学校生活が読み取れて興味深かったです。 -
ヴィーチャと転校生のシーシキンが、苦手な勉強をがんばったり、遊んだりするお話で、おもしろかった。ハラハラというよりは、ワッハッハッハって笑っちゃうような感じのおもしろさ。
一番好きなのはヴィーチャで、勉強はできないけど、友だち思いなのがかっこよくていいなと思った。シーシキンは、自由気ままで、おもしろさと迷惑の間くらい。ぼくもたまにこういうふうになっちゃうときがあるから、気を付けたい。
犬のローブジクがかわいい。食いしん坊だけど、頭がいい。(小6) -
図書館で。
うん、なんて言うのか…地味な話。
ロシアの学校は男女共学じゃないんだろうか?クラスがわかれているだけなのか?
それにしても皆マジメだよなぁ。流石共産国と思うのは偏見? -
ロシアの子供向け小説。
時代的に、啓蒙も入っている気がする。
友達は助け合おう、仕事を頑張ろうみたいな感じで。
しかし、はみ出す子というのはいるもので、そんな子達のお話。