ドラゴンをさがせ (岩波少年文庫 2118)

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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001121186

作品紹介・あらすじ

名探偵になるつもりのアンディー少年は、ちょっと変わったところのある主婦エディーを相棒に、毎日観察力や推理力をたかめる訓練をしている。ところがある日、二人は本物の犯罪事件にまきこまれてしまった…。二人の活躍ぶりをユーモラスに描く。

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ、楽しいなぁ。子どもとちょっと変わった大人の物語。ドラゴンがキーワード。カニグズバーグとしか言いようのない、ダメな大人とイカした子どもの描き方。

  • 派手さはないけど、良品だった。
    探偵の修行をしている主人公の少年と、助手の風変わりな主婦29歳(これも今見ると発達凹凸の大人ですね…)、ちょっと閉鎖的な街に暮らす二人。
    事件もじわじわと起こるので、やはり盛り上がるシーンはないのだけど、子供のころに読んだら、この世界に救われただろうなと思った。
    ドラゴンとは何か、大人はそれを言葉にしたくなるけど、子供は感覚でそれを知っているはず。
    だから、子供のために書かれた素晴らしい物語だと思った。
    主婦のエディーの素直で優しい様子が愛らしい。
    この当時の29歳主婦って、今では35歳くらいのイメージかなー。
    子供っぽい変な大人、という表現なんだろうけど、彼女の誠実な喋り方に、彼女のまっすぐな心が表れていてとても良かった。
    主人公がややきつくエディーにあたる場面も多いけど、優しい彼女はいつも、ボス、と呼んでくれている。
    カニグスバーグの視点が子供をいきいきとさせてくれるので、こちらも安心して本の中に身を委ねられる。

  • 自分にとっての「ドラゴン」とは?

  • 名探偵をめざして毎日訓練を重ねる少年アンディーと彼の相棒役を買ってでた主婦エディーは,ある日,ほんものの事件にまきこまれてしまった.2人の推理と活躍をユーモラスに描く.

  • 小さい頃わくわくして読みました。 
    ドラゴンは、もちろん本物のドラゴンではありません。 
    でもすごくわくわくしました。

  • 下手上手な絵が魅力的にみえる。

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