ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

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制作 : 井伏 鱒二 
  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140224

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ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))の感想・レビュー・書評

  • おととい読了。久しぶりのドリトル先生。
    ずいぶん以前に読んだときもなじめなかったのだけど、今回久しぶりに読んで、それは随所にソフトに描かれる帝国主義っぽさのせいかもしれない、と思う。たしかにドリトル先生は、動物たちからも、黒人たちからも尊敬されるけれど、その「尊敬」は常に「かしずく」かたちで示される。先生は、いくら常識的慣習に反発を示しても、西洋的ライフスタイル自体は従順に(むしろ、海上でひげを剃り、帽子の有無を気にするくらいの執拗さで)受け入れ、それを崩そうとはしない。王様稼業での振る舞いから察するに、むしろせっせと西洋化に勤しんでいる感もある。動物たちや、ロング・アロー、バンポの価値が認められるのは、ドリトル先生が「価値を認める」地位から追い落とされない前提を認め、むしろ強化するものであるからなんだろうな。こういうの、時代を考えるに仕方ない、と言ってすませていいんだろうか。
    しかし、訳のせいでよけいにそう思えているような気も、しなくもない。

  • 子どもの頃に何巻か読んだと思うけれど、今回も古本屋で見つけた順に読もうかなと。ダブダブは一家に一羽?欲しいよ。先生もなかなか色々なことを考えながら勝負に買ったり、動物としゃべったり、、、。闘牛のシーンでは一瞬、先生が動物と話せて勝てそうなの忘れてひやひやしていました、、。

  • 動物好きな靴屋の息子トミー・スタビンズは、けがをしたリスをドリトル先生に診てもらった縁で、ドリトル先生の手伝いをするようになる。
    最初は通いで。
    そして住込みで手伝いをしながら、勉強も教えてもらう。
    彼はいつしか、ドリトル先生が旅に出るときに連れて行ってもらうことを夢見るようになる。

    この本は、子どもの時に読んでおくに限ると思った。
    ドリトル先生と一緒に後悔すること、嵐にあって漂流しかける事、移動する島、巨大で透明なカタツムリの殻の中に入って、海底を歩いて旅をすること。
    ドリトル先生は戦っても強い、スーパーヒーローだったこと!
    どれもこれもわくわくドキドキしながら読めたに違いない。

    だけど、残念だけど、僕は大人なんだな。
    ドリトル先生が頑なに本職の水夫を雇うことを拒否したことに納得できない。
    航海術を知っているわけではない。
    今まで大丈夫だったんだから。私は大丈夫だから。
    水夫のペースで時間に追われるのは嫌だ。自分のペースでやりたい。

    いや、それはわがままでは?
    少なくともトミーを預かり、アフリカの王子様バンポに航海を手伝ってもらうというのなら、もう少し責任を感じた方がいいのでは?

    移動する島で成り行きで王様になってしまったドリトル先生は、王様として、原住民たちの文明化のために奮闘する。
    大好きな博物学の研究すらできないくらい、毎日忙しいドリトル先生。
    そこはすごいと思うけど、バンポは大学を3ヶ月休んで手伝うと言ってたはずだけど、島について早2年って…。
    トミーの親だって心配してるはず。

    ああ、つくづく子どもの時に読んでおけばよかった。
    そうしたら、余計なことを気にしないですんだのに。

  • ドリトル先生は動物とお話ができるからおもしろい。
    あまりにもペットが沢山いるのもおもしろい。
    どうぶつを研究することもおもしろい。
    次の本も読みたい

  • 先生の好きな食べ物がブタ肉つきあばら骨、というのが正直ですてき。

  •  動物語が話せるドリトル先生が友人を探し出すため、動物たちを連れて航海の出て、数々の冒険に出会う。

     子供のころ夢中になって読んだ作品を自分の子供の読み聞かせに毎日少しずつ読み進めました。

     子供たちも夢中になって毎日楽しみにしていました。

     自分も子供の頃に戻って冒険を夢見たころを思い出しました。

     井伏鱒二の訳もある意味新鮮でした。

  • The Voyages of Doctor Dolittle (1922)

    訳者が井伏鱒二氏であり、言葉が古めかしいところがあるが、それが翻訳版ドリトル先生の面白みを増しているように思える。
    だが、原文でなければわからない言葉遊びがあるそうで、できれば英文を読んでみたいと思えた。

  • 一人で読むより親子で読んだほうが何倍も楽しめそう

  • 子供に読み聞かせ。
    子供ってよく聞いている。
    ほぼ字だけの本を聞かされて、話の内容について行くのって相当集中力がいるんじゃないかなと思う。
    今の自分にはきっと無理です。
    でも、読んであげるのは楽しい。
    ドリトル先生は、子供の世界にスッと入っていくらしく、何日かたってから突然あの場面がどーしたこーしたや、あれはこういうことなのか?など話に出ることがあり、子供心にしみこんでいるのがわかる。
    続いて動物園を読もうかと思ったが、ちょっと目先を変えてホビットの冒険に入る。

  • 物語の序盤、トミースタビンズが先生に会って助手になるまでは子供時代の憧れや夢というテーマで統一されていてとても良いのだけれど、航海にでかけるともうめちゃくちゃ(良い意味でも悪い意味でも笑)。裁判あり、闘牛あり、難破あり、戦争ありで、最後は素敵な動物に乗ってご帰宅。先生ゴキゲン!

  • ドリトル先生みたいな大人になりたいなあ!一つの島の中で争っていた2つの部族を納めるやりかたは今まさに求められていること。ちっとも難しくないやりかた。

  • 動物の言葉を理解し、動物たちと人々を助ける心優しいドリトル先生の物語を読み、久しぶりにザ・ファンタジーを読んだ!と感じた。犬の証言から裁判で勝利を掴み、牛と会話し闘牛で見事な振る舞いを見せ、かわいそうな牛たちを救いだす。漂流した島では島民同士の戦いを治め王様になり、最後は大カタツムリの殻の中に入り帰国。先生は魔法が使えたり、何か最大の敵を倒す使命があるわけではない。しかし、「動物を会話ができる」こと、そしてドリトル先生が持つ探究心や心優しさにより物語がワクワクするような展開を見せてくれる。挿絵により想像力がかきたてられた。

  • 訳は井伏鱒二で、名調子です。子供も楽しんでいます。

  • 肉屋のマシューに紹介されて助手になるトミースタビンズ。

    航海してたどり着いたところで王様になるドリトル先生。

    世捨て人のような性格でも違う世界では役に立つという話のようにも読めた。

  • 動物と話が出来るんだよ?!オウムのポリネシア、チンパンジーのチーチー。ええなー。スタビンズ君になりたかったなー。そしてドリトル先生と世界中を旅するんだ!なーんてね。井伏鱒二の訳なんだな。

  • ドリトル先生シリーズの第2作目。ドリトル先生の助手となったトミー・スタビンズ少年が語り部となって、物語は展開していく。 新たな登場人物も加わり、さらに冒険は始まる。
    作者ヒュー・ロフティング自身による挿絵も、非常に精巧で良い味を出している。もちろん、井伏鱒二による日本語訳も素晴らしい!

  • ドリトル先生物語の2作目。
    トミーが語り手となっている。他のシリーズと独立した作品として読めるようになっており、ガブガブやトートーなどがきちんとした形で出てこない。
    ロングアローを救うため航海にでるが、さまざまな苦難を動物たちの協力により乗り越えていく。
    こども心に、動物語を教えてもらえたトミーがうらやましかった記憶がある。
    今回、バンポが活躍するのだが、前作でドリトル先生にだまされた?ことは恨んでないのね。

  • 1巻はいつ読んだっけ・・今年?
    2巻めです
    ちょーーおもしろいな

    動物はおろか貝のことばまで覚えようとするドリトル先生
    貝と話せると大昔のことがわかるそうで

    助手の少年(このこもけっこう話せるようになる。スゴイ)
    やなんやかんやと航海にでかけて難破して島が動いて
    そこの王さまになって
    貝にのって航海して帰ってくる話

    すごい先がみえなくておもしろい
    愛すべきドリトル先生
    つづきも読みたい

  • 例え子供向けであっても、いいお話しは大人なって読んでも十分に楽しめる。もちろん歳をとった分知識が増え、いろんなことを考えるようになって、ドリトル先生の行動すべてを無条件に肯定はできないけれど、それでもやっぱりワクワクと呼んでしまう。

  • ポリネシアの皮肉まじりのおしゃべりが好き。
    火を使わない人々のことを、暗闇でも目が利くというようにプラス面も描いているところが好き。
    続きも楽しみ♪

  • 低学年、中学年向け

  • 2010年10月27日 夫からのプレゼント。

  • ドリトル先生………。
    とても思い出深い本です。
    子どもの頃、夢中になって読みましたっけ。

    ドリトル先生シリーズは全部で13冊ありますが、実家には「アフリカゆき」「サーカス」「動物園」「キャラバン」の4冊しかなく、この「航海記」は図書館で借りて読んだ記憶があります。

    これを機に全巻集めるつもりですが、「アフリカゆき」は何回も読んで覚えているので、まず最初は持っていなかったこれから買ってみました。

    (ネタバレあり)





    ドリトル先生がカブトムシを見つけるところからロング・アローを助け出すところまでが、幼心にとてもドキドキしたのを覚えています。


    最後の、解説(?)でオシツオサレツは原書だと「PUSHMI-PULLYU」であるというのを始めて知りました。
    解説の舟崎さんも書いていらっしゃるけど、それを「オシツオサレツ」と訳した井伏鱒二さんはすごい。
    まあ、小さい頃の私は、それが「押しつ・押されつ」だというのがわからず、なにやらオムレツのようなおいしそうな名前だな、くらいにしか思っていませんでしたが……。

  • なにものかになりたい、と考えたときのことを、考える。物語の語り部として、そしてドリトル先生の助手としてトミー・スタビンズという少年が登場するのだけれど、この少年の登場にて、物語は俄然厚みをまして面白くなってきた、という印象。彼がドリトル先生の助手になりたいという思いを打ち明けるシーンに号泣。ああ、こうやって、なにものかになりたい、と純粋に思える瞬間は、これからやってくるのかなあ。

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