秘密の花園 下 (岩波少年文庫 125)

著者 : フランシス・ホジソンバーネット 山内玲子

• 岩波書店 (2005年3月16日発売)

感想・レビュー・書評

[レモンさんの感想 · 2022年5月20日]

　今も昔も子育ての大変さは変わらないが、今のようにすぐに子育て情報にアクセスできないことで、コリンは色々とこじらせた少年になったんだろう。ディコンと豊かな自然のおかげでメアリはもちろん、コリンも健全な子どもに戻っていく。園芸はまったくやらないが、だんだんと自分も秘密の花園を作ってみたくなる。自然の中で一日中過ごしたい。
　そしてやはりこの上なく美味しそうだったじゃがいもシーン。蒸したたまごとじゃがいもにバターと塩のシンプルな味付けでも、よだれが…。ラピュタの目玉焼きパンと同じでシンプルな料理が１番目を惹く。

[もちこさんの感想 · 2021年1月15日]

コリンがどんどん元気になっていって、メアリと子どもらしく笑えるようになっていくのが、本当によかったと思う。ディコンのお母さん、理想の女性だな。自分の子どもでなくても、愛情たっぷりに接することができる。温かく見守る。

悪いことを考え始めたら、良いことを考える。そうすれば、悪い気持ちを追い出すことができる。
これは覚えておこう。

[firegobyさんの感想 · 2020年4月6日]

コロナの影響で図書館が休館(T_T) なので子供が借りた本を読んだ。もともとは、この前読んだ恩田陸のエッセイで、子どもの頃に読んだ本として、紹介されてて子供が好きそうだなあと思って勧めた本。。ナルニア国物語など、日常の中にある異世界への入口にわくわくした本として紹介されていた。
子供向けとはいえ、読みごたえのあるお話で、イギリスのわからない言葉がでてくるけど、解説も丁寧で内容も引き込まれ、おもしろかった！ひねくれもののメアリやコリンが豊かな自然に触れ、心身ともに成長していく様子。美しい景色。ムアに行きたくなった。
映画も借りて観た。話が変わっているのと、端おられているのはしょうがないけど、ちょっと物足りない印象。自然や庭はきれい。

[あきぼさんの感想 · 2020年9月8日]

メアリがコリンに一切の同情を見せず対等にケンカしているのがスカッとする。

[だいさんの感想 · 2019年3月10日]

息子も元気に

[flounder532002さんの感想 · 2015年9月17日]

最後のクレイヴン氏のこころの動きが、見事にまとめられていた。上巻と異なる訳者だったが、ヨークシャーの方言を広島弁になぞらえたのは、そぐわなかった。2015.9.17

[むしこ／まるた曜子さんの感想 · 2014年6月16日]

子供たちが活き活きした、いいお話でした。
ところで、真の主人公はコリンなの？

[sunnyblueさんの感想 · 2012年5月4日]

深く信じること、強く念じ、繰り返し唱えることが人生の大きな力になる、というのがこの作品のメッセージ。最後は胸がいっぱいになったなぁ。

[さき***さんの感想 · 2005年5月3日]

ラストに感動する。