牛追いの冬 (岩波少年文庫 135)

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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141351

感想・レビュー・書評

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  • 「小さい牛追い」の後編。

    私にはこちらの方が面白かったです。

    タイトル通り、冬に読むのにおすすめ。

    ジェンダーや人種差別ともとらえられる場面もありますが、これがこの時代の生活であり考え方だったのだと思います。

    もう一度「小さい牛追い」の方も読み返したくなりましたが、できるなら、ノルウェー語からの翻訳を読みたいところです。

  • 『小さい牛追い』の続編。というか『ノルウェーの農場』という一つのお話を二つの本に分けたんだって。どんどんこの4人兄弟姉妹が好きになりました。脇役のかわいいヤンや、都会っこのヘンリー、インゲルなど、全ての子供達がお母さんらしい愛情のこもった描かれ方をしていて、愛さずにはいられません。インゲル、ハッピーエンドでよかった。

  • 4~5年から。『小さい牛追い』から続けて読む。クリスマスの描写は温かくて幸せで、読みながらにんまり。その他独自のボーイスカウト、マルタの肺炎と。「肺炎は人間をあまりよくしないということに意見が一致」する兄弟の面白さ。
    彼らは4人兄弟だけれど、私は長子のオーラに共感を寄せてしまう。
    そしてインゲルの登場で調子の狂うオーラがほほえましい。楽しいおはなしだなぁ。

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