おもしろ荘の子どもたち (岩波少年文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001141948

感想・レビュー・書評

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  • 存在を知らなかったリンドグレーンの作品(帯に載ってなかったから‥)

    でもクリスマスの話は絵本で読んだことあったなー

    ふたりの姉妹(マディケンとリサベット)がすこぶる可愛い
    やんちゃな姉としっかりした妹
    となりの家の男の子(アッベ)15歳がかわいいかわいいたまらん(*⌒-⌒*)

    続編もたのしみ

    ビデオもあるって聞いたからたのしみだな〜(借りる予定です)

    リンドグレーンって
    やっぱすごいな
    北欧ばんざい

  • マディケンの毎日は冒険がいっぱい。

    ピッピやリーサに並ぶリンドグレーン作品の主人公マディケン。ピッピのように荒唐無稽な冒険でもなく、リーサのようにただ穏やかな小さな世界でもなく、マディケンの生活はそこそこに都会でそこそこに日常である。だから一番感情移入しやすいかもしれない。私もマディケン同様に妹を持つ姉なので、そこもマディケンに惹かれるところ。

    リサベットとの遠足で、屋根から飛び降り脳震盪を起こしたり、ごっこ遊びでリサベットと一緒に川の深みにはまったり、井戸に置いたリサベットを奴隷商人に売り飛ばしてしまったり、朝ご飯の前にちょっと川を滑ってくるはずが遠出してしまったり、鼻にエンドウ豆を押し込んだリサベットを医者に連れて行くはずが大喧嘩をして自分がパンチを受けた鼻を見てもらうことになったり。後先考えていないマディケンの行動にハラハラしつつも毎日が楽しそうと憧れる。

    都合の悪いことを引き受けてくれるリカルドという悪い子を作り出してみたり、気に入らないことや悲しいことがあると「大地震」を起こしてみたりというのは、自分にも見覚えがあること。遠足に行けなくなったマディケンのために家族が示す優しさが大人になると心にしみる。

    再読してみると、懐かしさと新しい発見があって、ますますマディケンが好きになった。

  • 『エーミルはいたずらっ子』の女の子版? かわいいです。

  • アッベのクリングラが食べたい!!

    やかまし村シリーズとは、また違った優しい本だった。
    とてもいいなぁ。

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著者プロフィール

1907年‐2002年。スウェーデンに生まれる。1944年『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)で、出版社主催の少女小説コンテストの二等賞を得て、デビュー。以後、児童書の編集者として働きながら数多くの作品を発表しつづけた。1958年には国際アンデルセン賞を受賞。「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「名探偵カッレくん」のシリーズや、『ミオよ わたしのミオ』(岩波書店)など、世界中で今も愛されている数々の物語を生み出し、「子どもの本の女王」と呼ばれた。

「2018年 『長くつ下のピッピの本 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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