小公女 (岩波少年文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001142167

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えて強く思ったのは、私はセーラのこと好きだし、とても尊敬するっていうこと。子どもの時に読んでたらセーラに影響を受けてもっと違う自分がいたかもしれない。

  • 小公女セーラが一生懸命生きていくお話です。
    セーラはどんな時も優しく、みんなセーラのことを好きになってしまうような性格です。それだけで感動してしまします。お話的にとてもおもしろく、「どうなるんだろう?」と
    どんどん時間を忘れて一気に読んでしまいます!

  • 人の気持ちとかバックボーンとか、見えないものを想像する心の大切さ(または残酷さにも)に思いを馳せました。

  • 有名な児童文学作品ですが、初読みです。

    とても裕福な生活から父親の死により貧しい生活に転落したセーラが、苦難の中でも誇りを失わないでいたことが、尊敬すべき素晴らしさです。。
    かといって、セーラも泣いてしまうこともあります。
    当時のロンドンの様子も交えて、セーラの心情が生き生きと描かれており、名作であることが頷ける作品でした。

  •  とても憧れるような生活をしていたのにお父さんが亡くなったせいで…

  • セーラがとてもできた人柄なので、秘密の花園や小公子の方が好み

  • 裕福で賢かったセーラが父親の破綻で孤児になる。どんな辛さにも心清く耐えるおしん的な悲劇のヒロインかと思ってたが、違った。腹も立つし言うべきことはピシャリと言うし。それでもつぶれなかった強さ。想像力は救いになる。

  • テレビで放映された「小公女セーラ」と比較しながらセーラの一生懸命生きる姿に感銘を受ける作品である。

  • 秘密の花園がおもしろかったから、他の作品もと思ったら、小公女もこの作者だった。アニメ見てた。懐かしい。けど、かわいそうな女の子の話という、うっすらした記憶だけ。
    本は、秘密の花園と同じく、情景描写、心の描写がとても細やかで、物語の中に入りこめて楽しかった。空想と誇りを武器に生き抜くといえば、一言だけれど、まわりの友達がすごく大きいし、信頼される優しさと賢さは、大人でも参考になる。部屋に魔法がかかるところや、大きな一家が実はってところからは、わくわくしてよかった。

  • この本は、途中でとても悲しくてつらいところもあったけど、いい本だった。
    セーラは「公女さま」と呼ばれていたけれど、お父さんが急に亡くなって孤児となった。環境がすごいほど変わったのにセーラは友達を大切にし、文句を言わず、いろんな想像をたくさんした。セーラの想像力はとてもすごいと思った。私だったら、セーラのようにつらいことがあったら耐えられないと思った。
    最後にはセーラは救われて本当に良かったし、セーラのような心の人になりたいなと思った。

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著者プロフィール

一八四九年イギリスに生まれる。幼いころに父を亡くし、十六歳のときに一家でアメリカ合衆国に移住。十八歳のときに初めて、短編が雑誌に掲載される。以後、アメリカとイギリスを行き来しながら、大人向けの小説や戯曲、子ども向けの物語を多数執筆し、人気作家となる。一八八六年に発表した『小公子』は、空前のベストセラーとなった。『オンボロやしきの人形たち』は、アメリカで一九〇六年に発表された。ほかの作品に『小公女』『秘密の花園』『消えた王子』など。一九二四年、アメリカで死去。

「2021年 『オンボロやしきの人形たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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