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あのころはフリードリヒがいた についての感想・レビュー・書評


あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))
257人が登録 ★3.84

制作: 上田 真而子  岩淵 慶造 
本 / 岩波書店 / 255ページ / 2000年06月16日発売
ISBN/EAN: 9784001145205
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評価平均: 3.84
登録数: 257
レビュー数: 59
価格: ¥ 714 (参考価格:¥ 714)

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みんなの感想・レビュー・書評

chiakuchenさんのレビュー 4 読み終わった

1960年代後半から1970年代にかけてドイツでは反権威主義的児童文学が生み出された。その中で書かれたもの。

主人公(ドイツ人の青年)の日記を読んでいるようだった。
ユダヤ人に対するドイツ人の対応がいくつかにカテゴライズできた。

特に印象的だったのは、ヘルガ。そして次の言葉が私の心に深く浸透した。「『そう思ったの!』といった。なんでもないことのように、さらりといったんだ!」

ヘルガのようなドイツ人だっていたんだ。そういう人でありたい。
するりとのみ込んで手を引いてあげたい。

mmaechiさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ くくりは児童書だけど、大人も十分考えさせられる本。 こういったナチスドイツ戦況下の話に接する時、遠い国すぎて他人事として捉えてしまうけど、自分達にも充分に置き換えられる。 そう言った意味でも、終盤... 続きを読む »

あじんこさんのレビュー 5 読み終わった

ラジオで紹介されていて、昔読んだ本を思い出して、もう一度読みたくなった。子どものころは、怖い本だとは思っていたが、内容がよく分かっていなかった。何度も読みたくなるような本ではないけれど、たまに読むと、いろいろ考えさせられる。続きもあるらしいが、今すぐには読みたくない。

ertさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 岩波少年文庫創刊40年記念の特装版で読んだ作品。 第二次世界大戦前後、ドイツにおいてのユダヤ人差別がリアルに解る。そして、 ・加害者の立場から書かれた作品であること ・主人公がほぼ、作者... 続きを読む »

りんごあめさんのレビュー 4

ネタバレ 理不尽だな、と思いました。「ベンチ」を昔国語の教科書で読んだ記憶があるのですが、そのとき大人っぽく見えたフリードリヒが15歳でちょっと衝撃的でした。あっけないフリードリヒの最期が、(当時の価値観での)... 続きを読む »

librarylovers2011さんのレビュー

岩波少年文庫の作品ですが……”子ども向け”なんてやわらかいモンじゃない!! 戦争の悲劇、虚無がこれほど淡々とあらわされた作品は他にちょっとないよ!

【琉球大学】ペンネーム:仙茶

迷羊さんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 第二次大戦下のドイツ人少年の視点から当時のユダヤ人迫害問題が忠実に描かれている。 途中で読みすすめるのが辛くなるほど衝撃的な内容で、人間の生き方や行動、当時の民衆の置かれた状況などについて深く考えさ... 続きを読む »

ひらやまさんのレビュー 4 読み終わった

巻末の年表を見てぞっとした。
同じ種のもの同士が少しの違いを見つけてやり合うって危機的状況だ。
衰弱していく仲間を食べざるおえなかった、20km圏内の豚みたいに。
そして、先祖の代の恨みは孫の代になってもなかなか消えないということを、ちゃんと覚えておかなきゃいけない気がした。
戦う相手は彼ではなく、自分の中の闇と狂気。

shimasoraさんのレビュー 3 読み終わった

差別を望んでいなくても、集団の中で人間は何をするかわからなくなる。怖くていたい話です。

sa39boさんのレビュー 読みたい

むかーし、子供の頃に学校で読んだ記憶があるんだけど、内容を忘れてしまった。
読み返したいぞ。

akahiraさんのレビュー 1

鬱。哀しすぎる。読むのが辛かった。

クロシロさんのレビュー 読み終わった

きょう読み始めて、先ほど読了。ナチ時代のドイツを舞台にしたおはなし。
こういうリアリズムはわたしは得意ではなくて、できれば避けて通りたいと思っているのだけど、読み始めると読んでしまう。どんどん身につまされてきて、気持ちはやはり、かなり落ち込んだ。子ども視点である分、余計に身体の奥底がひやりとする。こういう時代のあったこと、そしてそれを「終わったこと」と片付けられはしないこと、人のなかにはいつでも、誰にでもこういう類の感情が眠っていることを自覚しなくては。そうすることでしか、回避することはできないのだろうから。
読んだのが失敗だったとは決して思わないけれど、気持ちを立て直すのに少しかかりそう。

tammikuuさんのレビュー 3 読み終わった

これもだいぶショックを受けます。群集は恐ろしい。。。

1000novelsさんのレビュー

ヒトラー政権下のドイツにいる主人公ドイツ人少年とユダヤ人友人の話。アンネの日記が有名だけど、この本で結構ズシンと来た。(magarhy)

hiiraさんのレビュー 3
ばなななセブンさんのレビュー 4 読み終わった

訳者である上田さんは、かつてドイツを訪れた際に若い店員から薦められたことがきっかけで、この作品を知ったそう。
私自身が少なからずこの国を知る者として、現代のドイツ人は、その国(町)を見ても人を見ても、本当に自国の歴史(ナチズム)に対する見識がとても深く、みなが責任を負わなければという意識がとても高いと思う。
600~1000万人とも言われる人々が虐殺された時代に、人々の中で何が起こっていたのか、導入書として優れた作品だと思う。
国家が誤った方向へ進もうとするとき、一国民は一体何ができるんだろうと改めて考えさせられた。

よりさんのレビュー 5 読み終わった

ホロコースト時代のユダヤ人大虐殺の歴史は一応知ってはおりますがドイツ人の立場からその時代を書いた本は初めて読んだような気がします。
社会が極論へと傾いていく中、自分の信じる正義をどれだけ守ることが出来るのか。よくないと思ってはいてもその時代は仕方が無かったのだ、と反対意見を出さなかった人は加担したのも同じではないのか。

昔はだしのゲンを読んだ時、主張を持っていた人がいかに弾圧されたか、中国・朝鮮の人に想像を絶するような非人道的な行いをしたのかが描かれておりびっくりしたことがありました。自分が不勉強なこともありますが日本が加害者に書かれた作品ってそれ以外あまり読んだことがありません。でも自分たちが加害者であったと言う歴史を認めないことには又同じことを繰り返す危険があると諸外国に思われても仕方が無いのではないか。
そんなことを思いながら読みました。

ゆるかせさんのレビュー 5 読み終わった

付録の年表と照らしてみるとぞっとする。

christyさんのレビュー 5 読み終わった

戦争ものも読まないとはいけないと思いつつ、 読むと作品の重さに引きずられて落ちてしまうので あんまり読まないようにしてるんだけど この本は児童文学に詳しい河合隼雄の推薦の児童文学書であり、 また良質な児童文学ばかりを出版している 岩波少年文庫のものだったので、読んでみた。 物語はヒトラー政権下のドイツで ユダヤ人少年フリードリヒの悲劇を 友達であるドイツ少年の目から描かれた作品... 続きを読む »

toto111さんのレビュー 5 読み終わった

人は流されて、こんな行動をとる可能性が有る。娘にも知ってもらいたい。

トイさんのレビュー 5 読み終わった

1度は読んでおかなければ、読みたい、と思いながら、読んだのがこんなに遅くなってしまった。1933-1945のナチス・ドイツのユダヤ人迫害の時期に生きたフリードリヒ一家とぼくの家族の物語。ある日、仲の良いかけがえのない友達がユダヤ人というだけでひどい差別や暴力を受けたら・・・。しかし彼らを手助けすることで、自分や自分の家族も危険にさらされるとしたら・・・。差別とは、人間の暴力性とは、家族を守るには、などあらゆる問いがなげかけられる1冊。続編の『ぼくたちもそこにいた』も
ぜひ読みたいと思う。これほどのひどい出来事が、それほど昔でない65~77年前に起こっていたということにもあらためて驚く。

mkm113211さんのレビュー 5

読んだ後やるせなさすぎて落ち込んだ

mylteさんのレビュー 4

図書館の本 内容(「MARC」データベースより) ヒトラー政権下のドイツ。人々はしだいに反ユダヤの嵐にまきこまれてゆく…。その時代に生き、そして命をおとしたひとりのユダヤ人少年フリードリヒの悲劇の日々を、ドイツ少年の目から描く。 とても冷静な目で見て書かれているドキュメンタリーに即した物語だと思う。 ドイツ人の男の子とユダヤ人の男の子の友情と家族、そして吹き荒れるユダヤ人迫害の運気... 続きを読む »

Jasmineさんのレビュー 5 読み終わった

 ヒトラー政権下のドイツ、同じアパートに暮らすドイツ人の子ども「ぼく」とユダヤ人少年フリードリヒの物語です。
二人は仲良しになり、楽しく無邪気な子ども時代を過ごしますが、成長とともにドイツの情勢が変わり、こちら側の「ぼく」とあちら側のフリードリヒに引き裂かれていきます。
それでも「ぼく」はフリードリヒと同じ側にいようとしますが、それもかないません。

 子ども向けに書かれたものですが、大人が読んでも十分に感じるところがあるものです。


全59レビュー中 1 - 25件を表示
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