ジーンズの少年十字軍〈下〉 (岩波少年文庫)

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制作 : ヴァウター・トウルプ  Thea Beckman  西村 由美 
  • 岩波書店 (2007年11月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145847

ジーンズの少年十字軍〈下〉 (岩波少年文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 上巻に。

  • 終わり方がやや唐突? レオナルドの存在がいい。

  • 最後に仲間のみんなが駆けつけてドルフを呼ぶところで感極まった。

    彼らはドルフのことを「神の使い」だったと認識するのかもしれない。

    異端などの価値観の違い、盲信、純粋さへの付け込み、裏側に垣間見える政治、死ぬ子どもたち、目論見が露見した末のリンチという容赦ない描写の数々の中に、淡々(誇張されすぎない)絆が書かれているのが感じられる。
    レオナルドとドルフを中心に、彼らのさりげない支え合いや誠実さ、敬虔さが愛しい。
    名作です。

  • この物語の魅力の1つは主人公であるドルフがその他の少年たちとはまったく異質の文化の中で育っているという点にあると思います。  周りの人たちと服装が違う、言葉が違う(古代語なんかしゃべれません)、価値観が違う(迷信、異端呼ばわり、何でも神の思し召し。)、常識が違う。  そんな異質な彼が、ふと気がつくとみんなのリーダーになっているんですよね。  

    現代的な合理性と平等社会で育った彼の言動は中世の人たちの目には時に「異端」と映るんだけど、確実に生きのびる方策を考え実行に移すことができるのが、この齢15歳の少年ただ1人なんですよ。  無秩序で「信仰心」だけの寄せ集め集団(もっともこれが本当の意味での信仰心なのか、単に苦しい今の生活から逃避できるという希望のようなものなのかは、定かじゃないけど)だった「少年十字軍」を、ひとかどの組織にしちゃうんだから、本人が生き抜くための苦肉の策と言えどもやっぱり凄い!!

    (全文はブログにて)

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