カレワラ物語―フィンランドの神々 (岩波少年文庫 587)

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制作 : 小泉 保  小泉 保  川島 健太郎 
  • 岩波書店 (2008年11月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145878

カレワラ物語―フィンランドの神々 (岩波少年文庫 587)の感想・レビュー・書評

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  • フィンランドの民族的叙事詩を読みやすいように物語として構成された作品。
    神話とも、ファンタジーとも読める不思議な読み応えを感じた。また北欧独特の澄んだ空気のような表現は、理屈抜きに美しく味わえました。
    今度、文庫から出版されている「カレリア」にも挑戦したい。

  • フィンランドに行くにあたって勉強のために読んでおこうと思って手にとった、フィンランドの神話というか伝承。
    生まれながらにおじいちゃんで高度な魔法を使いこなすワイナミョイネンはじめ、個性的なキャラが割りと好き勝手に行動する。
    「歌い出す」という表現が特徴的・・・足りないものを歌って生み出したりする。
    あとラストでキリスト出てきてすげえなこれ。

  • カレワラはこの本で初めて触れましたが、興味深く読むことができました。

    この世界の登場人物は自然の擬人化であったり、大きな力を持っていても人間的な弱さを持っていたり、人間社会の善悪というものとは少し距離感のある存在という点で、東西問わず多くの神話とも通じており、すんなり読み進めることができました。
    鍛造を司るイルマリネンの創世にも関わる重要な位置づけは、欧州文化圏における鍛冶神の特徴なのかもしれませんね。
    最高神のウッコが雷神であるという点など、キリスト教以前の神々との共通点もみられ面白く感じました。

    全体としてどことなくひんやりとした空気は同じフィンランドの作品のムーミンや、メランコリックメタルといった音楽と通じる世界観かもしれませんね。

    フィンランドのメタルバンドAmorphisのこのジャケがカレワラの大カマスということが分かったのも収穫でした。

    http://www.amazon.co.jp/dp/B003XF1062/ref=cm_sw_r_tw_dp_h7Jjsb15326Q1

    このバンドはカレワラをモチーフにした作品をいくつか出しており、それらのモチーフがこの本で知ることができました。

    児童向けながら読み応えがあり、挿絵も雰囲気があってよかったですね。

  • 神話の中の神様は、どこの国でも実はとっても人間臭いんですね。

  • 福永武彦「死の島」を読むにあたり、作中にカレワラとシベリウスのことが言及されていたので参考のために読みました。

    ばらばらな話なので結局はよく分かりませんでしたが、大気の乙女と、ワイナミョイネンが楽器を弾くところが印象に残りました。

    あらすじは分かったもののさすがに浅かったので、興味のあるところだけ完訳のもので読んでみたい。
    あとはイラストが可愛かったです。

  • 神話によくある突飛な話だけれど、終わりまで読むとそれなりに面白かった。クッレルボというギリシャ悲劇にも似た話やら、最終章はマリヤッタの息子というキリスト教を彷彿させる者にワイミョイネンが追いやられたり…寂しい最後だ。ポポヨラの陰険オババとの対立というのが大まかな筋かな(^_^;)至高の神ウッコよりも偉そうな登場人物たち、終始むら気のレンミンカイネン表記されてw

  • 美女と巨乳とやけに力強いオッサンたちと、悪魔が少し。抄訳じゃないやつも読んでみたいが、在庫切れで古本はちと高い。

  • フィンランドの神話。
    話がぶっ飛んでいることが多くて、行間を創造するのが大変。

    主人公が、老人、おっさん、DQNの三人なのって、いかがなものだろう。

  • イルマリネンさんが唯一の常識人な気がするw

  • 子供向けかと思いきや、何、このシュールな神話。
    ワイナミョイネンっていう地味目のおじいちゃんが主人公の神話。しかしおじいちゃんのくせに性格は、はっちゃけ気味です。
    フィンランド、あなどるなかれ。

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