ちいさいおうち (岩波の子どもの本)

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感想 : 197
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  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151060

感想・レビュー・書評

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  • 田舎のとてもいい場所に建っていた小さいおうちが少しずつ都会に飲み込まれていって…
    そんな場所が今は沢山あるんだろうなぁと思うと良いのか悪いのか分からなくなる。

  • 子どもの頃から何度も読んでいる大好きな絵本。絵が綺麗。物語も素敵です。

    • りまのさん
      ゆーみんさん こんにちは!
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます♪
      「ちいさいおうち」ステキな絵本ですね。
      ゆーみんさんの本棚を...
      ゆーみんさん こんにちは!
      フォローのお返しをいただき、ありがとうございます♪
      「ちいさいおうち」ステキな絵本ですね。
      ゆーみんさんの本棚を見させていただきましたが、あったかい気持ちになれました。分かりやすいレビューも好きです。(*^^*)
      どうぞよろしくお願いいたします。
      2022/02/17
    • workmaさん
      ゆーみんさん
      はじめまして。

      バージニア・リーバートン、いいですよね!バージニアの描く今にも動き出しそうな、躍動感のある絵や、あたたか...
      ゆーみんさん
      はじめまして。

      バージニア・リーバートン、いいですよね!バージニアの描く今にも動き出しそうな、躍動感のある絵や、あたたかな眼差しが感じられる文章がとても好きです。『ちいさいおうち』、家の周りの風景が変化していくにつれ、家の表情が変化していくのが すごいな~とおもいます。
      自分のお気に入りは、『マイク・ミリガンとスチームショベル』『はたらきもののじょせつしゃケイティ』です。
      2023/03/12
  • ちいさいおうちのお話し。


    「まちにすんだら どんなきもちがするものだろう。」…



    やがて周りが都市化して街になり、住んでみて思ったのは “いや” という感情でした。



    そして、まえいたような ひろい野原のなかにある ちいさな丘にもどります。



    「ああ ここがいい。」…
    ちいさいおうちは そう おもいました。




    自分とちがうなにか、自分にないなにか。そんなないものに心惹かれることはあるけれど、一番心が安らぐのは、自分が生まれ過ごしてきたような、そんな場所なんだろうな。


    大きいサイズの本もあるようですが、ちいさな本も可愛くて好きです。
    ストーリーも、絵も、とても良かった!

  • 田舎から都心に出て来た身にとっては、ちいさなおうちに自分を投影する部分があった。
    子供の頃の、田舎の美しさに帰りたい。
    でも親に守られていて気付かなかっただけの田舎の不便さは、今の自分が受け持つのはきっと無理。
    なので無事にすてきな場所に帰れたおうちちゃん(?)にほっとしつつも自分は帰れないんだなぁと少しノスタルジックを感じました。

  • 幼稚園の頃に、頻繁に母に読んでとせがんだ記憶のある絵本です。大人が読んでも考えさせられる描写が多いのでは無いでしょうか。
    優しい絵のタッチとは裏腹に、絵本にしては文字が多めです。

  • 6歳の子どもにとって、少し長めだが、ストーリーはわかりやすく、絵もきれいなので何度も読んでとせがまれます。(息子にとっては、ママに長い時間をかけて読んでもらうことに意味があるのかもしれません)。
    前半は「ちいさいおうち」は動くことがなく、固定された場所をえがいており、ただ周りの風景が変化していく、という描き方も子どもにとってわかりやすいと思います。最初は季節の移ろいの変化、そして昼と夜の変化がわかり、美しいです。やがて田舎から都会へと変化。そういう変化が、この地球上におこるのだということが、幼い子どもにもわかるところが良いと思います。子どもにそこまでは求めないけれど、逆にいうと変わらないもの、普遍的なものの価値が分かります。終盤は「ちいさいおうち」のお引っ越し。
    都会の日陰にひっそりと残っていたおうちを、まごのまごのまごの女の人が見つけ出してくれる、という設定も素敵です。もう二度とまちには住みたくない、と思う「ちいさいおうち」。失ってみて初めて、自分がいた環境の素晴らしさに気づく・・・なんて教訓のための絵本ではもちろんないと思うけど、いろんなことが心にしっくりとくる素敵な物語です。

  • 小さい時の絵に、誰もが描いたような、簡単な線の小さなおうち。

    それに命をふきかけました。
    きっと、時の移り変わりで、町から、引っ越した人、いると思います。
    自分の体験を、小さなおうちの気持ちで、あてはめて行くと、
    自分のおうちの気持ちが、伝わってきそう。

  • 子どものころから大切に持っている絵本。
    私が所有しているのは改版前の本文縦組みのもの。
    原書と判型も異なることからオリジナルとの相違が多々みられるが、この縦型のちいさな本だったからこそ、ずっと私の側にいてくれたのだと思える、愛しい本。

  • 娘が大好きだった絵本

    私も大好きだった絵本

    何度も何度も読みました。

  • 生まれてからずっとどちらかというと都会に住み続けている身からすると やっぱりしずかないなかで暮らしてみたいなと感じる
    というのも わたしはつきよにだんすするりんごの木を見たことがないから やっぱり見てみたいな 見ていたいよ
    にこにこのちいさいおうち、よかったね!

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著者プロフィール

1909年アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍。
最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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