どうぶつえんのピクニック (岩波の子どもの本 カンガルー印)

  • 岩波書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001151534

感想・レビュー・書評

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  • アーノルド・ローベル作、舟崎克彦訳
    動物園の動物が元気がないようです。お医者さんに見せると、少し運動が足りないとのこと。そこで飼育係のマスターさんはバスに乗せてピクニックにていくことにしました。海を楽しんだ後、遊園地に寄った動物たちは帰りたくありません。さあ、マスターさんはどうやって動物を動物園に連れて帰るのでしょう?
    カエルくんとガマくんシリーズに比べるとずいぶん絵が丸い印象を受けます。
    こちらが1963年に出ているようなので、カエルくんとガマくんシリーズの10年くらい前の作品(ざっと調べたらカエルくんとガマくんシリーズは1970~1979)のようなのですがずいぶん違って見えました。

  • まだはやかった

  • がまくんとカエルくんのイメージしかなかったので、絵のかわいさに心奪われました。どんな動物も、マスターさんも、なんだかころんとしてかわいい。穏やかに進む物語も好き。

  • 読み聞かせ(4分)

  • 風邪をひいた快気祝い、運動不足の動物たちに、運動をさせようとピクニックへお出かけします。
    しかしその帰り、みんなは遊園地に惹かれてしまい・・・
    という話。
    そのあとに考え出した動物園の園長さんの帰宅方法や、最後の展開など、読んでてニコニコしてくるお話だった。

    私は割と好きな絵だった。
    モノクロ+一色(オレンジ色)という配色も、シンプルで見やすい。
    絵の内容も、独特で飽きない絵でした。

    何度もせがまれて読みました。
    楽しそうに遊ぶ動物たちを見て楽しんでいたみたい。

  • 4 36

  • 動物園の動物たちが檻に入れられてばかりで運動不足になってしまった。
    そこで園長は動物たちをつれてピクニックに出掛けた。
    楽しく過ごすが帰りがけ、動物たちが遊園地を見つけてしまい勝手に入ってジェットコースターや観覧車で遊んでしまう。
    園長の声も遊んでいる動物たちには届かない。
    そこで園長は乗って来たバスの見た目を派手に飾り付け、自身も園長だと分からないように変装して、遊園地で一番楽しい乗り物だと言い、動物たちを乗せて動物園まで帰る。
    動物園につくと園長もいないし、詰まらなそうにする動物たちだか、園長が変装していたのを知ると大喜び。
    それからというもの動物たちと園長はたまにピクニックに出掛けるようになった。

    絵が独特で見ているだけでニコニコ出来そう。
    遊園地で乗り物に乗っている動物たちが明らかに観覧車からはみ出ていたり、ジェットコースターの上にちょこんと乗っているだけだったり、とシュールだった。

  • 動物園の動物達が風邪を引いちゃった。お医者さんは曰く「すこうしうんどうがたりませんなあ。かぜがよくなったら うみにつれていって、しおのにおいでもかがせておやりなさい」何日か経って、飼育係のマスターさんは、風邪が治った動物達を、バスで海に連れて行った。皆は毎日砂浜で遊んだり、泳ぎ回ったり・・・さあ帰る時間だよという時になって、近くの遊園地から聞こえてきた音楽。動物達は遊園地目掛けて駆け出した。「こらっ、とまれえっかえってこいったら」マスターさんは叫ぶけど、動物達は遊園地で遊ぶことで頭がいっぱい。ローラーコースター、観覧車、パラシュートジャンプ・・・「なんとかしなくちゃ」そこでマスターさんは考えた。動物達が喜んでやってくる方法を!

  • 散歩がてらの図書館で借りてきました。

    狭いおりのなかで運動不足になった動物たちを
    飼育係のマスターさんがピクニックに連れてゆくお話。

    遊園地をすっかり気に入ってしまった動物たち、
    マスターさんはどんな作戦で動物園へ連れて帰るのでしょう。

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