さいごの冒険 (ミス・ビアンカ シリーズ 7)

  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001152579

感想・レビュー・書評

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  • 2012.5.21〜8.5
    さいごだったけど、お話はいまいちだったなー。でも、シリーズを読み終えてしまったのは、ちょっとさみしい。

  • ミス・ビアンカの最後の冒険は、自身が住む大使館のなかです。
    大使の姪が結婚することとなり、結婚式前に大使館に泊まることになりました。
    妹のスーザンと一緒に。

    ところが結婚式の前の晩、6歳のスーザンが大使館から姿を消してしまいます。
    姉は泣き崩れるし、大使夫妻も大使館職員も総出で探しますが、スーザンは見つかりません。
    ミス・ビアンカはスーザンの寝ていた部屋に行き、そこの人形たちに、「人間を恨んでいる人形に呪いをかけられた」と聞かされます。

    一刻も早く見つけないととミス・ビアンカは焦りますが、スーザンは見つかりません。
    門番のおじいさんとねずみに聞いても、だれも門の外に出てはいないと言います。
    では、スーザンはどこにいるのでしょうか。

    これは上質のミステリでした。
    だって、ヒントはあちこちに書いてあるのですもの。
    特に大切なのは、大使館で働く人々についての描写。

    冒険は最後ですが、ミス・ビアンカとバーナードの仲は変わりません。
    これをきっかけに結婚するかと思ったんだけど、そうはなりませんでした。
    互いの生活スタイルを尊重しながら、思いやり深く付き合う。
    大人だなあ。

  • やっと最後まできました。
    半分意地になって読みました。
    南極あたりからもういいなって。
    シリーズ物はレベルをそろえるのが難しいですね。
    リンドグレーンのカッレくんだって3つで終わってるし。
    ともかくハッピーな最後で児童書としては、子どもたちにお薦めですね。

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