新日本古典文学大系 (98)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002400983

作品紹介・あらすじ

江戸時代、新しい型の紀行文が生まれた。諸国、諸地方の珍しい事物、自然、奇談、畸人との出会いを、知的かつ客観的に描く。その豊富な内容と平明な和文は、争って読まれベストセラーとなる。貝原益軒の「東路記」、「己巳紀行」。橘南谿の「西遊記」。一種詩的な潤いをもつ名文の中に、ヒューマニストの姿が浮かび上がる。

感想・レビュー・書評

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  • 第98巻

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著者プロフィール

貝原益軒

一六三〇年生まれ。江戸前期から中期にかけての儒学者、博物学者、教育家。筑前福岡藩主黒田家に仕えた。藩費で十年間京都に遊学する間に、朱子学者、博物学者と交際し、上方に興りつつあった経験・実証主義思潮に触れたのが、その後の学風に生かされた。膨大な編著は各方面にわたり、儒学では『大疑録』、博物学では『大和本草』『花譜』『菜譜』などが知られる。晩年には『養生訓』『大和俗訓』など多くの教訓書を書いた。一七一四年没。



松田道雄

明治四十一年(一九〇八)、茨城県生まれ。昭和七年、京都帝国大学医学部を卒業、小児科教室に入る。昭和十二年より府立西ノ京健康相談所に勤め、結核患者の診療をおこなう。昭和二十二年に京都で小児科を開業。診療のかたわら、ロシア思想を学び、思想史家としても知られる。著書に『私は赤ちゃん』『育児百科』『洛中洛外』など多数。平成十年(一九九八)没。

「2020年 『養生訓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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