江戸歌舞伎 (同時代ライブラリー 149)

著者 :
  • 岩波書店
3.80
  • (2)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002601496

作品紹介・あらすじ

近世都市の町人の美意識に「まつり」感覚を重ねあわせた豪華絢爛たる江戸歌舞伎。本書は、その隆盛を支えた前近代的な生活と世界観、興行形態、役者の「芸」、狂言作者の創意工夫、さらに変化舞踊の構成にみる俳諧精神…などを、豊富な史料と図版を駆使して語る。創造の現場から、また観客の視点から、江戸時代の舞台をよみがえらせる、斬新な歌舞伎案内。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これを読めばひとまず歌舞伎のその成立期の江戸歌舞伎の全体像がわかる。読むことを通じてわかるのは、歌舞伎を支える民衆の熱意とそれに応えようとする役者と作者の試行錯誤。歌舞伎、いいですね。

  • 同時代ライブラリー

  • 『大いなる小屋』と並ぶ著者の代表作。
    歌舞伎にも色々あって、私が好きなのはあくまでも「夢の江戸歌舞伎」。「江戸歌舞伎」の姿が彷彿としてくる、知的好奇心がぎっしり詰まった一冊。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1932年生。愛知県出身。名古屋大学文学部卒業。現在、国立劇場芸能調査室専門員。著書:『歌舞伎成立の研究』(風間書房)、『歌舞伎の構造』(中央公論社)、『変化論─歌舞伎の精神史』(平凡社)、『歌舞伎の原像』(飛鳥書房)、『市川団十郎』(平凡社)ほか。

「2011年 『江戸歌舞伎論  〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

服部幸雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×