江戸狂歌 (同時代ライブラリー―古典を読む (299))

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著者 : なだいなだ
  • 岩波書店 (1997年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002602998

江戸狂歌 (同時代ライブラリー―古典を読む (299))の感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    「狂歌は、短歌の形式を破った歌だ。だから狂なのである。そして、それを作る人たちも、人間の枠を越えた点で、狂の人だった。」蜀山人の『酒仙伝』に衝撃を受け、狂歌の世界に魅了されたなださん。古典のパロディから風刺、ユーモア・・・和歌の形式に卑俗滑稽を盛り込んだ狂歌の魅力を紹介しています。
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    所在番号:911.19||ナタ
    資料番号:10118302
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  • 13/03/08 興味深く読めた。

  • 江戸狂歌の紹介というよりか、江戸狂歌を引き合いに日本人論を語っている本。

    なだ先生は江戸狂歌&狂歌人にかなり夢を持ってますよねえ・・・
    私としては反骨とか政治批判って狂歌のほんの一部分で、こんな持ち上げることじゃないと思ってしまうのですが・・・う~むどうなのでしょう。江戸狂歌の入門には読みやすくて良いかも知れませんが、ちょっとかじった人にはところどころ粗が気になるかもです。特に南畝については真偽の怪しい記述が多かったような


    でもまあ、とりあえず平秩東作が南畝のことを歌ったこの狂歌に禿萌えたので満足です↓

    「おうた子を声にてよめばだいたこよ いづれにしてもなつかしき人」

    なだ先生のナイス訳だと
    「最初出会った時、大田君、あんた初々しかったねえ、若かったねえ、抱いてやりたいような、かわいい坊やだったよ」

    いくら二十三歳差あるっても出会った時、南畝たんもう十五歳なんですけど!^^

  • “不まじめな”エッセイが得意ななだいなだ氏のものにしては結構本気モード。その分やや退屈だったか。勤勉、生真面目として形容されがちな日本人だが、日本の先人たちは笑いを解さなかったのか、江戸狂歌にあるエスプリを紹介してその誤解を解こうというもの。封建時代にあって狂歌(とその出版)が町人文化や「江戸」という公共圏を作り上げたという指摘は(紙幅の関係で)性急な感も受けたが、狂歌の単なる羅列に終わらず時代背景を解読していく展開になっていて、江戸についてさらに興味が深まる。

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