井上ひさしの言葉を継ぐために (岩波ブックレット)

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002707983

作品紹介・あらすじ

人が生きる哀歓を、愛おしさをこめて小説に、戯曲に託した井上ひさし。彼が「けっして裏切れないともだち」と、最後までこだわったのが憲法九条だった-。2010年4月に急逝した井上ひさしを悼み、九条の会のメンバーが、痛惜の念をこめて語った人と作品。書籍未収録の講演録「原爆とは何か」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 井上ひさし「国語元年」を再読したいと思っている。言葉の重みを噛み締めたいから、、、

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    「人が生きる哀歓を、愛おしさを込めて小説に、戯曲に託した井上ひさし。彼が「裏切れないともだち」と、最後までこだわったのが九条だった――。2010年 4月に急逝した井上ひさしを悼み、九条の会のメンバーが、痛惜の念をこめて語った井上ひさしとその作品。書籍未収録の井上ひさし講演録「原爆とは何か」を 同時収録。」

  • 私には難しい内容で、細部まで理解できなかった、、、
    けど、原爆のない世界のために
    ことばを絶やさない人がいて、
    そういう活動に参加していないとしても、
    心のどこかにそういう意識をもっていられたら
    と思います。
    まだまだ、思想ができあがっていない身なので、
    いろんなことを論理的に、思想的に批判できないけど、
    原爆なくなってほしいと、人として思います。
    願うだけではなくて、井上ひさし氏をはじめとする活動家のように、行動できる人になりたい。

  • マッカーサーの隠し子が広島にいるから原爆を落とされたなんていううわさもあった。広島原爆投下には日本の政府にも共犯者がいたそうだ。
    戦争や嫌だ。不幸なことばかりだ。平和に向かって戦争なしで生きていこう。

  • 井上ひさしの「原爆とは何か」が掲載されている。
    井上ひさしって、ひょっこりひょうたん島しか知らなかったけど、イメージが全然ちがってしまった。たくさんの人に読んでほしい。

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著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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