学校を改革する――学びの共同体の構想と実践 (岩波ブックレット)

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著者 : 佐藤学
  • ¥ 562
  • 岩波書店 (2012年07月06日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002708423

学校を改革する――学びの共同体の構想と実践 (岩波ブックレット)の感想・レビュー・書評

  • 佐藤学氏の提唱する「学びの共同体」の意味、実践する価値を分かりやすく伝える入門前教育長書。
    安価であり、参加者分をそろえて、教員研修、読み合わせテキストとして使える。

  • 学びの共同体を実践している著者。その「学びの共同体」の手引き書的な本です。

  • 協同的学びと協力的学びとしてcollaboration-learningとcooperative-learningを区別している。

    あらゆる改革において”Vision is the first priority”

    どんな学校改革も,絶対に内部に対立や分裂を引き起こしてはならない。学校内部の分裂のつけは必ず生徒のところにしわ寄せがいくし,改革に真摯に取り組む良心的な教師達に深い心の傷を残してしまう。

    個人で行えるのは練習と記憶だけである。

    一人残らず子どもの学びの権利を実現するためには,協同的学びによって子ども同士が学び合うより他に方法はない。

    誰もが理解すべき共有の課題とその理解を基礎として挑戦するジャンプの課題の二つの課題で授業をデザインしている。

    これまで学びのプロセスについて「理解→応用」の一方向で認識されてきたが,「応用→理解」というプロセスも同時に重要な働きをしている。

    教え合う関係では教師や仲間の援助を待つ子どもを育ててしまう。待つ子どもは中学校,高校になると,ほとんど必然的に恨む子どもへと転じていく。

    協力的学びと協同的学びの違い→ジャンプ課題を必ず含むか否か

    協同的学びにおいては「話し合い」は必要ないのであって,「学び合い」こそが求められなければならない。

    聴き合う関係

    学びの共同体の学校では,どの学校においても,学力の向上はまずB問題(発展的学力)において起こり,それに続いてA問題(基礎的学力)において起こっている。これは教師の常識とは逆転している。

    これまでの授業協議会は,「どこが良かった」「どこが悪かった」という評価を行う発言が多かった。

    授業の良し悪しを評価し助言するのではなく,教室の学びの事実から学び合う授業協議会を実現する必要がある。

    これまでの授業研究は「仮説-検証」型の古い授業研究に縛られており,プラン作りに多大なエネルギーを注いできた。

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