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- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002708812
作品紹介・あらすじ
産業革命以来の大転換ともいわれる再生可能エネルギー。それを新しい省エネ技術と組み合わせることで、どのような未来社会の展望が開けるか。再生可能エネルギーの第一人者であるエイモリー・ロビンス博士と現役官僚、政治家、経済学者、IT企業家を交えて行われた知的刺激に満ちたシンポジウムの記録。
感想・レビュー・書評
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日本は省エネ、再生可能エネルギーに関して、素晴らしいポテンシャルを備えているにもかかわらず、世界の趨勢から大きく後れを取っている。こうした日本の現状は、国としてのリーダーシップの欠如や政治の貧困であり、既得権を守ることがかえって未来を危うくするというパラドクスを知りながら、目をつぶって物事を推し進めている姿そのものと言える。
本書は、2012年10月に京都で行われたエイモリー・ロビンス来日記念講演とシンポジウムの記録である。2016年の年初に読んだこともあって、あとがきに「2015年ごろには「発送電分離」が実際に行われてゆくものと期待されます」という文章があったのが印象的だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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