「水素社会」はなぜ問題か――究極のエネルギーの現実 (岩波ブックレット)

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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002709314

感想・レビュー・書評

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  • 「水素社会はなぜ問題なのか?」について、考え方をみることができた。

    特に、これを紹介してもらえたからありがたい。
    Does a Hydrogen Economy Make Sense?
    https://www.industrializedcyclist.com/ulf%20bossel.pdf

  • 水素は、どこにでも存在する天然の資源であり、かつCo2を排出しないクリーンなエネルギーであると言われているが、はたしてそれは本当に正しいのだろうか、という問題を提起している。水素の保存や移動の困難さ、また水素を作り出すためのエネルギーのロスやその過程で排出されるCo2の問題、さらには国策として原子力に結びついているのではないのかという疑問、そして車社会の在り方など、多岐にわたる問題が投げかけられている。

著者プロフィール

環境保全活動や企業の社会的責任を軸に発言してきた環境ジャーナリスト。
大日本報徳社のある静岡県掛川市の出身で、尊徳は20年来のテーマ。
東日本大震災と原発事故後に、やはり尊徳と関わりの深い福島県相馬市を訪れたことをきっかけに、明治維新後の二宮尊徳像や報徳運動を詳細に掘り起こしてきた。
著書に「電力自由化で何が変わるか」(岩波ブックレット)「飯館村-6000人が美しい村を追われた」(七つ森書館)。

「2018年 『二宮金次郎とは何だったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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