方丈記 (岩波文庫)

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著者 : 鴨長明
制作 : 市古 貞次 
  • 岩波書店 (1989年5月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003010013

方丈記 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『徒然草』『枕草子』と比べ、ただただ暗いと聞いていた『方丈記』。
    震災の人々の気持ちはいつの世も変わらないのか…。
    短いので、原文でもなんとか読めました(^_^)v
    著者の気持ちもわかるけど、でもこうやって考えちゃったら何も始まらない気もします(^^;;
    無常だからこそ与えられた生を精一杯泣いて笑って生きて、全うする…そんな風には考えられないかな?
    きっと、人には試練から立ち直れる力を神様が与えてくれているはず。難しいことですが、それでも命を与えられた以上、前に進んで行くしかないでしょう。
    原子力問題をはじめ、今の世の中にも間違った進み方をしていることがあまりにも多すぎるけれど。

  • 2008年3月9日に一度、通読しています。
    今回は、二回目です。
    (2012年6月26日)

    もうすぐ読み終えます。
    これは、2012年にこそ、読むべき本です。
    読もう。
    (2012年8月6日)

    ラストがよいね。
    信仰に入りきれないから、文学。
    (2012年8月7日)

  • 下鴨神社に行って帰ってきて読みました(鴨長明の「方丈」がある)。

    無常観が貫かれていて、読んでよかったです。
    疲れたときにはここに戻ってこればいいんだ、という安心感
    いろんなものを捨ててね。
     
    下鴨神社は糺の森の雰囲気と合わせて、高野山に似てました。

  • この薄い本が、800年の歳月を越えて、なぜ、今の世まで生き残ったのか?不思議といえば、是ほど不思議な事はない。
    平安末期の世相が落ちつかない不安定な時代に生きた長明は、人生の無常、有為転変の世相から離れ、出家して日野山に方丈の庵を結ぶ。そこで、四季の移り変わりに喜びを見出しつつも、悟りをひらくにはなお妄執があるのではないかと、反省しつつ心にもない念仏を唱える・・・。

  • 私的古典月間1冊目
    実は通読したことなかった
    序文以外はさほど名文でもないような
    仏教的な中に老子的なものが後段見えた気がした

    市古さんによるかなり長明に対して辛口な解説は面白かったし、かなり共感できた
    プライドと現実に板挟みの人間らしい長明には愛着が湧く

  • 新書文庫

  • これは家についての本だ。
    …と断じたくなるくらい、建物としての「家」のことばかり書いてある(タイトルも家だし)。
    人の生が無常なのはあたりまえだが、変わらないように思える家も、決して不易のものではない。

    この本を読んで、「長明はひきこもりだ、ニートだ」という感想をもつ人は少なくないと思うが、既に老境に達した身であれば、隠遁生活を送っていても文句を言われることもないはずである。
    なぜ、そのように揶揄されてしまうのかというと、世俗への未練がにじんでいるというのか、考え方がまったく隠者らしくないからであろう(「昔はもっと広い家に住んでいた」とアピールするところなど)。
    考え方は根暗だけれども、里の子どもを連れてハイキング、ピクニックをするなど、定年後の暮らしは楽しそうである。「子どもを連れてピクニックしたい」と答えて褒められる弟子の話が『論語』に出てくるが、あれを意識して書いただけかも知れないが。

  • 原文掲載ののち、底本となった文献の写しと翻刻なるものが載せられているが、これは必要なのだろうか。紙幅をかせぐためだけに載せたような感じだ。方丈記の内容はともかく、方丈記の学習のためにはやや不親切なつくりだ。初読者にはちくま学芸文庫の方をすすめる。

  • 絶えず  そう  絶えず....

  •  
    ── 鴨 長明/市古 貞次・訳《方丈記 1212‥‥-19890516 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003010019
     
     鴨 長明 随筆 1155‥‥ 京都 12160726 61 /久寿 2.‥‥-建保 4.閏0610
     
    …… ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
    (行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず)
    http://www.aozora.gr.jp/cards/000196/files/975_15935.html
     
    …… 念仏のひまひまには糸竹のすさみを思ひすてざりけるこそ、すき
    のほどいとやさしけれ(経を読む合間にも琴や琵琶を演奏することをや
    めなかったのは、風流であり優美である)── 《十訓抄》
     
     放縦記 ~ 書くものの流れは絶えずして、しかも本の文にあらず ~
     
     広辞苑を、読破するばかりか、写経のように書き写す者もいるらしい。
     かつて与太郎も、ポスターのヘッドコピーを選ぶため全巻を通覧した。
     このあと、百科辞典のような“百科自伝”の構想に思いいたった。
     
     ふつう、自叙伝は、生れた日から現在までの記憶を、順に述べる。
     読者は、順を追って読まないと、前後関係が把握できない。
     まれに、短編を連ねて長編とする、拾い読み“エピソード”もある。
     
     そこで与太郎は、どこから読んでも“山本山”の形式に辿りついた。
     すると、どこから書いても読める“辞書形式”が望ましいと気づく。
     かくて、パソコン&ワープロのような、融通無碍の容器が必要になる。
     
     はじめ、カード式で編集したが、読者にとっては迷惑千万だった。
     たった一行入替えるにも、印刷物にはタブーだったのだ。
     ついに、インターネットで公開できるようになり、ようやく実現した。
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C9%B4%B2%CA%BC%AB%C5%C1
     ↑百科自伝 ↓百太郎(諸太郎)≒与太郎文庫
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C9%B4%C2%C0%CF%BA
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B5%F5%A1%B9%C6%FC%A1%B9
     ↑虚々日々 ↓去々日々
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B5%EE%A1%B9%C6%FC%A1%B9
     
    (20141231)(20160710)
     

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