- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003010013
感想・レビュー・書評
-
内容はよくわかりませんが、無常であることは伝わってきました。
現代語訳も読んでみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出家したのにしきれていない感じが、良くも悪くも"ライフスタイル"感がでていてなかなか興味深かった。
-
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/701746 -
オタクが早口で好きなことについて語ってる感じ。
-
不安定な世の中を不安がる気持ち、わかるわ~。と大いに共感しながら読んでいたら、解説に、中途半端な悟りで満足しているのが鴨長明の限界だったとか書かれていて笑った。
はい、繰り返す中途半端な生悟りには、自分でもうんざりしてます(笑)
西行も読もうかな。 -
私的古典月間1冊目
実は通読したことなかった
序文以外はさほど名文でもないような
仏教的な中に老子的なものが後段見えた気がした
市古さんによるかなり長明に対して辛口な解説は面白かったし、かなり共感できた
プライドと現実に板挟みの人間らしい長明には愛着が湧く -
新書文庫
-
これは家についての本だ。
…と断じたくなるくらい、建物としての「家」のことばかり書いてある(タイトルも家だし)。
人の生が無常なのはあたりまえだが、変わらないように思える家も、決して不易のものではない。
この本を読んで、「長明はひきこもりだ、ニートだ」という感想をもつ人は少なくないと思うが、既に老境に達した身であれば、隠遁生活を送っていても文句を言われることもないはずである。
なぜ、そのように揶揄されてしまうのかというと、世俗への未練がにじんでいるというのか、考え方がまったく隠者らしくないからであろう(「昔はもっと広い家に住んでいた」とアピールするところなど)。
考え方は根暗だけれども、里の子どもを連れてハイキング、ピクニックをするなど、定年後の暮らしは楽しそうである。「子どもを連れてピクニックしたい」と答えて褒められる弟子の話が『論語』に出てくるが、あれを意識して書いただけかも知れないが。 -
絶えず そう 絶えず....
-
-
82歳を過ぎて、手術して、日々思うに、見えざる手によって生かされ
ていることを痛感する。食欲も便通も良好で、数時間ごとに集中でき...
82歳を過ぎて、手術して、日々思うに、見えざる手によって生かされ
ていることを痛感する。食欲も便通も良好で、数時間ごとに集中できる。
しかし、もとの日々にあらず(20210817)。
…… 行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
── 鴨 長明《方丈記 12120502 建暦 2.0329》
Kamono, Choumei 1155‥‥ 12160726 61 /久寿 2,‥‥-建保 4.閏0610
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003010019
…… 仏教の「生きとし生けるもの」は、人間だけではなく、すべての
生物が、けなげに生きながら「輪廻転生」する風情を尊いと観たのです。
このような文学的感傷が、とりわけ日本において進化したのでしょう。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4478342.html(No.1 20081115 16:40)
感情移入 ~ 古代の科学から中世の詠嘆へ ~
2021/08/17
-