本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003027417
作品紹介・あらすじ
「独楽吟」の連作で知られる幕末の歌人・国学者、橘曙覧(1812‐68)は、清貧の暮らしの中から、生活・社会・自然を自由奔放に詠み、近代短歌の先駆として高い評価をうけている。遺稿集『志濃夫廼舎歌集』と拾遺すべてを収める。付・索引。
感想・レビュー・書評
-
子供の教科書で初めて知った国文学者。
昔の人が私たちと同じ感性を持って暮らしていたことを思いうれしかった。
たのしみは 妻子むつまじく うちつどひ 貸しら並べて ものをくふ時
たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
たのしみは わらは墨する かたはらに 筆の運びを 思ひをる時詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
月かげをふむふむ歩む川ぞひの道は帰さもいそぐものかは
-
「たのしみは・・・」ではじまる「独楽吟」を含む歌集。たまに開いて見ると、そのたびにおもしろい歌に出会う。
全6件中 1 - 6件を表示