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みんなの感想・レビュー・書評
舞姫は、やはり名作だと思う。
豊太郎のどうしようもない心境も手に取るように伝わってきて、読んでいるこちらとしても、かなり心苦しい感情になった。
とても心に残る物語の一つである。
森鴎外の小説『舞姫』は、明治23年(1890年)1月、「国民之友」に発表された。鴎外はこのとき28歳で、陸軍軍医としてドイツに長く留学していたが、帰国の翌年に執筆されたのである。『舞姫』は、鴎外が留学中に体験した恋愛談を漢文調の文体で綴った、伝統的な才子佳人の悲恋を描いた小説であるが、主人公の性格が新しく、明治の社会をいかに生きるべきかという問題に触れているため、新文学の代表作たる地位を得るよう... 続きを読む »
視線、時間、舞台が空間的、建築的に構成されていて本当に面白い。軽快なリズムを刻む文体が音楽的とも言える。計算し尽くされた作品だと思う。
高校の原告の授業で浜じい先生が使ってました。 友人のKちゃんが授業が始まる前に文庫を買ってきて読んでいて自分も注目したのを覚えている。
留学経験の影響が色濃い『ドイツ三部作』と他二編を収録。ロマン主義の初期作が多く、文語文を用いた人物・情景の描写がとても美しい。
儚く物悲しいストーリーは読者の哀愁を誘って止まない。そして各話に登場する少女たちの可愛いらしさも相まり、これがまた我々の同情を一層募らせる。
高校ではかつて『舞姫』を音読した。5年ほどの歳月の後に再読すると、改めて文体の美しさに驚かされるとともに当時とは異なる視点から物語を追うことができた。
これだから読書は面白い。
果たして5年、10年後の私はどう読み解くのだろうか。
希望と使命感に溢れてドイツに留学したエリート青年が恋人を捨てたのはなぜか。(2011:黒木章先生推薦)
有名どころを読んでおこうと思い、久しぶりの明治文学。
文語体のおかげでかなり読みづらかった。何回も辞書引くからテンポよく読めないし。当分はこの時期の作家の作品は読まないと思う。
ただ、「舞姫」は比較的読みやすくて内容もかなり面白かった。
舞姫を読みたくなり手にとったものの‥‥古典に多少なりとも心得がないと、話がぼんやりとしか読み解けないと思います。(僕は読み解けませんでした!)
そのため、面白いとかそうじゃないという以前に読んで解らない、という意味で、古典の心得がない方にはおすすめできません。
いつ買ったかは憶えてないが、急に思い立って舞姫だけ読んだ。ちゃんと、自分の意見ははっきりさせねばなあと思いました。幼稚な感想ですが、このくらいが僕らしい。中・高と、あんまり本を読まなかった僕ですが、現代文の教科書に載ってる作品はちゃんと読んでました。が、舞姫は例外です。日本語力が足りなくて読めせんでした。今回は浪人時代の勉強のおかげと、あとは外国語を学んで日本語の文法構造がはっきり見えてきたせいで、まあ大体読めた。実は、あれ「いらへ」ってなんだっけ? ああ、「イラフ人、いらへんでも返事せい!」やった。とか言いながら読んだのは内緒です。板野先生ありがとう(笑)
高校の時の現国の時間に読んで衝撃を受けた作品。
その構成、エピソード、言葉遣い全てがものすごく新しく今でも感じるのであるから当時はセンセーショナルだったと思う。
エリスが狂ってしまうあたりの描写の淡々たる遠まわしな他人的な場面が非常に痛く、苦しく、今も昔もオトコってずるいと思ってしまった。
作品全体から欧州の匂いが漂ってきそうな場面描写もすごい。近代文学の骨頂だと思う。
森鴎外のドイツ3部作である。
舞姫は、高校の国語で読んだ人も多いと思う。
個人的には、「即興詩人」と合わせて、文語文文学の最高到達点だと思っている。
文豪を読もうと思って借りた一冊。
ヨーロッパ三部作(?)のなかでは舞姫が一番面白いと思った。
葛藤のシーンが良くて、人間心理を言葉でことごとく表現する力がすごい。
うたかたの記も文つかひも、話の筋は分かるんだけど、いまいち感情移入できなかった。
高校の現代文の授業で読んだ『舞姫』――今改めて読み直してみると、そもそも文語体を全く忘れていることに気づき、愕然とした。
なので、「なんとなく格調高そう」というところまでは分かるが、その実体が何なのかよく理解できない。
豊太郎は、エリスを愛しているのか? それとも、ただの身勝手な男なのか?
日本人留学生とドイツの少女との悲恋を描いた『舞姫』。『うたかたの記』『文づかひ』訳書『ふた夜』『そめちがへ』いずれも異国的な作品そ収録。

中学か高校生のころ舞姫を初めて読んだときには、豊太郎は何てひどい男なのだろうくらいの感想しか出てきませんでした。
それから数年経ってまた手に取って、解説も参照しながら繰り返し読んでみると、豊太郎の...






