筆まかせ 抄 (岩波文庫 緑 13-9)

著者 :
制作 : 粟津 則雄 
  • 岩波書店
4.10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003101391

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  • 子規が上京間もない1884年から92年にかけて書き綴った雑文集。あくまでも手許に置いたもので、出版されたのは没後である。旅行、文明論、文学論、人物評、ベースボールなどなど、色んなことが書かれている。漱石も「畏友」として度々登場。2人の往復書簡も書き写されている。

    本書はあくまでも抄録で、実際は子規全集の1巻を占める分量のようだ。原本は国会図書館に所蔵されていて、↓からオンラインでも公開されている。画面上とはいえ、子規の直筆本を見られるのは、うれしい。もし子規が今いたら、ネットの功罪についても意気軒昂に論じていたことだろう。

    https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2546161?tocOpened=1

  • 新書文庫

  • 17歳で上京した正岡子規が筆に任せて書いた随筆。

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