荷風随筆集 上 日和下駄 (岩波文庫 緑 41-7)

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著者 : 永井荷風
制作 : 野口 冨士男 
  • 岩波書店 (1986年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003104170

荷風随筆集 上 日和下駄 (岩波文庫 緑 41-7)の感想・レビュー・書評

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  • 江戸期と現実の東京との対比。
    耽美と回顧的観点からの江戸期への郷愁。
    明治維新後の急速で破壊的な近代化及び西欧化への嫌悪。
    現実の東京への失望。

    「われらの意味する愛国主義は、郷土の美を永遠に保護し、
    国語の純化洗練に力むる事を以て第一の義務なりと考うるのである。」(日和下駄 より)

    古き良き日本から新しい時代への変革期に生きた人。
    其れは其れで幸せだったのかもしれない。
    だからこそ生まれた「日和下駄」。
    現代だったら、日和下駄を履いて蝙蝠傘を持って何処に行く。

  • 読みたかった「日和下駄」他16篇を収録。「世の中はどうでも勝手に棕櫚箒」

  • 図書館で借りた。

    高等遊民について百科事典で調べたら、『日和下駄』が紹介されていたので、読んでみた。
    東京をぶらぶら散歩して、そのときのテーマである「樹」「寺」「路地」などについて、地名や歴史とともに述べるものだった。
    東京の地理を知るにはいいかもしれないけれど、そこに興味を持てなかった。
    他の随筆も東京について書かれている。

    『葡萄棚』は売笑婦との経験を書いているのに、きれいな印象が残った。

  • 荷風って、東京が好きだったんですね。
    と言うか、江戸が好きだったんですね。

  • 日和下駄にはじまる東京散策記は近頃再び散歩の友に
    なりました。学生時代、会社員時代と何度か訪れた
    場所を今度は、この本+カメラと供に歩いています。

    『昨今の淵今日の瀬となる夢の世の形見を伝へて、拙き
    この小著、幸に後の日の語り草の種ともならばなれかし。」
    と序にある通り、街はどんどん姿を変えています。
    それでもその場所の持つ空気や雰囲気にこの本に書かれている
    ニュアンスを感じられる場所も時々残っています。
    国や都で守り昔の姿のまま残された木々などを
    見上げたときは涙がこぼれそうなくらい感動するときも
    あります。

    荷風が綴る文章はまるで写真をみているように風景が
    眼前に広がり日本語の美しさも再認識しました。

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  • 大学の授業のテキストです。
    うーむ、日和下駄は難しかったなぁ。
    荷風は、この時代の人には珍しく、アメリカ行くわフランス行くわ(しかも大した用もなく・・・と言ったら語弊があるが)で、西洋の文学にも精通していて、そんで江戸の戯作も好きで家は代々漢学家で・・・。とまぁこういう具合でして、和洋漢がひとつの本の中にごった返しているんです。なかなか無いですよ。
    また、荷風は水が好きだったみたい。流れている水。散歩中に小さな水路でも見つけた日には、その元を辿ってどこまでも歩いちゃうような。生涯孤独だった荷風は、水のながれの何に心惹かれていたんだろう。
    さて、下巻も頑張って読むぞ!

  • 鐘の声が好きです。
    風景描写がとても好きです。

  • 東京に住み始めた頃買ってみて、この本片手に随分散策しました。結構すごい距離を何事も無いようにブラブラうろついているものです。ちょっとしたタイムトラベルでした。

  • <a href="http://www.super-jp.com/bookpick/words/archive/20050724.html">日記的用語集「川本三郎」</a>参照。

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永井荷風の作品

荷風随筆集 上 日和下駄 (岩波文庫 緑 41-7)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

荷風随筆集 上 日和下駄 (岩波文庫 緑 41-7)の作品紹介

江戸讃美、戯作者意識、文人的な生活など、荷風の文学的特質をよく窺わせる『妾宅』のほか『小説作法』等19篇を収録。

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