- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003104293
感想・レビュー・書評
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2009.6.23
永井 荷風の小説は、はじめて読んだが、何かに似ている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
既読だが持っていたい
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読書中
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面白くなくて途中放棄。
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永井荷風は大好き。妾にしてください。
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当時の人も、今の人も外国に対する考え方が共通なのにびっくり。文章表現もきれいです。
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荷風の如き耄碌の振舞いに入っていきたい。
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そう、ふらんす物語なのである。情景描写が素晴らしい!えらいハイテンションな荷風さんであるが、感受性が高いことはいいことだ。ここまで楽しめたら立派です。
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レポート提出のために無理矢理読まされた本。
だからなのか、記憶にないし面白いと思ったこともない(笑) -
明治41年に出版された「あめりか物語」に續き、翌明治42年に出版される筈だつた「ふらんす物語」。<BR>
發禁處分を受けてしまひ、初版テクストと同じ形で讀めるやうになつたのは、なんと60年後の昭和43年ださうである。<BR>
卷末の解説によれば、永井荷風自身は「放蕩」と「脚本 異郷の戀」が發禁處分の原因だらうと推測してゐたらしい。<BR>
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私が面白く讀んだのは、この「放蕩」と「再會」そして「羅典街の一夜」。<BR>
「放蕩」は戰後の無頼派の作品だと云つても通じるやうなデカダンな雰圍氣がある。<BR>
「再會」は少々觀念的だが、憧れと云ふものの本質を突いてゐるやうに思はれた。<BR>
「羅典街の一夜」は時の流れにとどまる、娼婦の永遠を感じさせる。<BR>
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附録として掲載されてゐる、當時のクラシック音樂についてのエッセイも興味深く讀む事ができた。<BR>
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2003年10月16日讀了