友情 (岩波文庫)

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  • 岩波書店 (2003年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003105047

友情 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主人公野島とその親友大宮の友情と恋愛-青春時代のあらゆる魂の問題がこの2つのテーマをめぐって展開されるこの作品は,武者小路実篤(1885-1976)の数多い作品の中でも,とりわけ多くの若い読者に愛読されてきた.身につまされる思いで読み進んだ経験のある読者も多いであろう永遠の青春小説.

  • 2017年12月10日に紹介されました!

  • 「君の残酷な荒療治は僕の決心をかためてくれた」

  • さえない脚本家の野島が杉子さんに恋をする。大宮は応援してくれる。早川はライバル。
    なお「友情なんてくそくらえだ!」というお話である。
    結末を知ったあとに改めて各登場人物の言動を見てみるとなかなか違って見えてくるので、重ね読みが楽しい小説。セルフ木更津キャッツアイ。
    しかし何度読んでも野島はどうしようもない。ほんとうにどうしようもない。童貞力が高すぎる。『お目出度い人』ほどお目出度くはないけれど、それにしても。
    理屈っぽいのに詰めが甘い。自分に都合の良いように悩んだり悩まなかったりする。悩む姿がいたたまれないし悩まない姿もまたいたたまれない。
    しかしそんな野島はあなたや私のよう…というわけで私は野島を殴ることができないのであった。
    さらにさらにだからといって大宮を殴ることもできない。だって大宮すっげえいい奴なんだもん。そりゃモテるわ。
    どうしてくれようこの振り上げた拳。

  • 人はその人の持つ真価程しか発揮できない、
    でもぶつかればぶつかるほど成長できるのは若いうちだけかな・・
    恋愛について、世界にはいくらでも相手がいる、という仲田と
    恋は馬鹿に出来ない、という大宮とに共鳴して、恋なんてとんでもないです。
    相思相愛ってものすごい運命の力が働いているんじゃないかと思う。

  • 大学卒業ぐらいまでに読んでおくべきだった。
    そうしたらきっともっとガツンと衝撃を受けたはず。

    大宮も自分の思いを野島に伝えておけばもっと違っただろうにな。

  • 武者小路実篤の「友情」、大阪毎日新聞に連載された著者34歳の時の作品だそうです。20歳前後の時読んで、野島の杉子への一歩的な愛、大宮の友人としての義理堅い対応、野島の愛を知りつつも大宮に魅かれる杉子・・・、恋愛と友情について考えさせられた「青春の書」でした。後に、武者小路実篤(野島)と志賀直哉(大宮)がモデルであることを知りました。今は当時読んだ時の思いを懐かしく感じます。誰しも初恋といいますか、恋に目覚めた時は、野島のような気持ちになるのかもしれませんね(^-^)

  • 君は打ちくだかれれば打ちくだかれるほど、偉大なる人間として、起き上がってくれることを僕は信じている。 2016.10.11

  • 主人公野島が友人である仲田の妹、杉子に恋をするところから始まる。しかし杉子の心が段々と野島が信頼の置く大宮に移っていってしまう。大宮は杉子の気持ちを拒もうとするが結局それを受け入れる。
    夏目漱石のこころと同じ三角関係のストーリー。大宮は友を信じるが故に己の道を進んで杉子を受け入れた、野島も友を信じるが故にその大宮を許した。大学では友人関係は希薄になりやすい。そこまでの信頼をおける友達を作りたいと思った。

  • 武者小路実篤を読むことで、生きるということを考えるキッカケとなりました。どの作品も素晴らしいですが、中でも『友情』と『幸福者』がおすすめです。

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友情 (岩波文庫)の作品紹介

主人公野島とその親友大宮における友情と恋愛の相剋-青春のあらゆる問題がこのテーマを中心に展開される、武者小路実篤の数多い作品の中でも、とりわけ多くの若い読者に愛読されてきた永遠の青春小説。

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