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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003211694
感想・レビュー・書評
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「アレクサンドロス」、「ユリウス・カエサル」、「フォキオン」、「小カトー」の各伝記を収録。なお、この巻では各人物の「比較」がついていない。アレクサンドロスとフォキオンはほぼ同じ時代の人間であり、後者は勢力を増すマケドニアに対抗したアテナイ人であるが、これとしばしばその徳を讃えられる小カトーが対比されるとき、その視点はおそらく祖国の自由を守ることができたかどうかというものであろう。たしかにプルタルコスは小カトーの徳を賞賛してやまないが、カエサルにもポンペイウスにも反対することで逆にこの両者の同盟のきっかけとなり、結局は帝政への道を開いてしまったことについては、おそらくプルタルコスは批判的なコメントを寄せるだろう。
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歴史物とするか海外発とするか。ジャンル分けって困る。
検索したら一杯出てきたんだけど、(読まねば…!)
たぶん俺が読んだのはこれ。歴史に目覚めた理由の一つ!
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