完訳 カンタベリー物語〈上〉 (岩波文庫)

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著者 : チョーサー
制作 : Geoffrey Chaucer  桝井 迪夫 
  • 岩波書店 (1995年1月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220313

完訳 カンタベリー物語〈上〉 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 総序の歌
    騎士の物語
    粉屋の話
    家扶の話
    料理人の話
    弁護士の物語

    チョーサーについて

  • こうして読んでいくと、なんと失われたものの多いことか、と感じさせられる。そして、それを取り戻そうとする研究者たちの仕事には賞賛の念を禁じ得ない。(訳注も解説もすごい)

  • 14世紀イギリス

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  • 中世物語の傑作。

  • チョーサーが、1387〜1400年に書いた本である。上巻では騎士の話、粉屋の話、家扶の話、料理人の話(未完)、弁護士の話が入っている。「騎士の話」はギリシアが舞台、同じ姫を愛した二人の騎士が決闘するのだが、周りをまきこみ、神々まで巻き込んだ試合になっていく。「粉屋の話」は大工の女房が大学生と不倫をする話、「家扶の話」はあくどい粉屋が二人の大学生を泊めたために、女房と娘がやられてしまう話である。「弁護士の話」は信仰ぶかい高貴な姫がいろいろな苦難に襲われるが、信仰で救われる話である。

  • 同じ作家ばかり続けて読んでいるのもどうかと思い、積読から引っ張り出してきた。
    分冊になっている本が基本的に苦手なのだが、これは一つずつ話が異なるからいいかなと思って手にとった。
    「デカメロン」も積んでいるのだがあちらは基本的に艶笑譚と聞いており、今の気分ではなかったのでやめた。
    巡礼に向かう道すがら、様々な職業の人達が旅のつれづれを慰めるために話を語りだす。高潔な愛を語った「騎士の物語」の後に卑俗な「粉屋の物語」「家扶の物語」をもってくるという配置の妙がいいな。
    「騎士の物語」はよくある宮廷恋愛もので面白かったが、恋の結末のつけ方はいまいち納得いかなかったな。まあでも二人の振る舞いを比べれば、恋の勝利者がどちらになるかは明白ではあったか。
    最後の「弁護士の物語」はキリスト教的受難の物語なんだろうけど、現代に生きる女性の身から見てしまうと、色々腹立たしい部分が多い。歴史作品を読む際はその時代の視点で見なければいけないと分かってはいるんだけどね。

  • イギリス文学、否、英語という言語そのものの黎明期に燦然と聳え立つ巨塔。美しいファンタジーからの下ネタ、という冒頭のコンボで騙されているうちに読み終わ……らないです。終盤にいくにつれて、これ何のペナルティですかっていう気分になります。読みきった時の爽快感が忘れられません。

  • 面白く無い訳じゃないけど、期待してたほどじゃないという感じ。

    でも、解説を読んで改めて考えてみるとなるほどこれがどういう意味で評価されているのかがよくわかる。

    軽いタッチの短編を登場人物たちの語りという形式で統合した作品なのだが、そこには当時の科学的見識が満載。

    著者であるチョーサーの博識ぶりが伺える。

    語り口の軽妙さもおしゃれで、センスがいい。

    おそらく僕の知識では本作のすごさを理解しきれないため、この程度の評価になってしまうのだろう。

    今後、いろいろな本を読んで行ったら、僕自身のレベルアップにしたがって段階的に評価の上がっていく作品なのかもしれない。

  • かなり昔に読んだ本
    ファンタジーってジャンルとは 違うと思うけど まぁ細かいことは・・

    ファンタジーをよく読んでいた頃に やはり読んだものです
    定番というか あまりにも有名なので読んでいて損はないのでは?と思います^^

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完訳 カンタベリー物語〈上〉 (岩波文庫)の作品紹介

花ほころび、そよ風吹きそめる四月、サザークの旅籠で出合った二九人の巡礼たち。身分も職業もさまざまな彼らが、カンタベリーへの道中、順番に話をすることになって-中世イギリス最大の詩人チョーサーの代表作。バーン=ジョーンズの挿画を収録。

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