マクベス (岩波文庫)

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制作 : SHAKESPEARE  木下 順二 
  • 岩波書店 (1997年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003220528

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マクベス (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

  • 三人の妖女の登場シーンが好き

  • 木下順二訳で読んでみた。本人による解説でなるほどと思う部分が多かった。きれいは汚い、汚いはきれいっていうのはけっこう名訳なんだなと思ったが、その後のつながりから言うと十分ではないというのもわかった。古典は深い。

  • 人間社会に潜む闇の部分を描いた。
    本書では、権力欲や保身のために人の命が奪われるということが極めて簡単に描かれます。主人公までもが最後に殺害されるという結末。3人の魔女も謎めいていて、どこか不気味な作品です。

  • 解説にもあるが、実際のマクベスは10年以上スコットランド王位にあったわけで、時間や距離をぐっと圧縮している。

  • そこまで盛り上がりがあるような話ではないが、巻末の解説でシェイクスピアの技巧が解説されており興味深かったため、読書 ⇒ 巻末の解説を読む ⇒ 読書 の流れで読むくらいのつもりで考えたほうがよいかと思った。

  • 如何に人間が欲に翻弄されやすく、それによって性格がネジ曲がってしまうかを(極端ではあるものの)うまく描いている。


    あの臆病なマクベスが、権威欲しさや維持のために殺しもなんとも思わなくなるほどに...

  • 1度読んだだけでは物足りない深い作品。シェイクスピア全盛期ということもあり、ことばに力がある。

  • マクベス読破。決して面白いストーリーではなく、段々陰鬱になっていく展開である。名作として知られているだけあり、舞台で見てみたいと思った。また、マクベスには元となる歴史書のようなものがあり、年代記というらしい。こちらも是非読みたいと思った。

  • マクベスについては、自業自得感が否めない。リア王の登場人物と比較すると深みに欠ける印象。

  • 角野栄子。「きれいはきたない きたないはきれい」

  • これは読むより劇を観るべきなんだと思った
    正直全然おもしろくもないし盛り上がりも無ければ悲劇としても弱い

    解説がなければ読むに耐えない

  •  11世紀スコットランドを舞台にした武将マクベスの栄光と没落の話。マクベスは魔女の予言の虜となって自ずから人生の奈落へ突き進んでゆく。
     文学や戯曲に疎い私にとってありがたいことに、本書には本編のあとに「『マクベス』を読む」という翻訳者である木下順二氏による長い解説が載っていて、文中の比喩やシェイクスピアによる表現の考察などを知ることができる。物語を読んでいるだけでは「よくある話ね」で終わってしまいそうだったのだが、おかげでシェイクスピアがどう素晴らしいのか多少なりとも垣間見られたと思う。

  • 一人の人間に潜む矛盾した心理。その一方に引っ張られるあまり、主人公は破滅した。人は矛盾しているからこそ、ブレーキをかけて自身を救っているのかもしれない。

  •  ≪サイコパス・PSYCHO-PASS≫の引用から興味を持って。

     シェイクスピアの四大悲劇のひとつと言われるこの作品。
     なんか思ったほど悲劇でもなく、多分それはチャップリンが喜劇と悲劇は紙一重みたいなことを言っていたことを思い出したからかもしれません。
     魔女にそそのかされて自分の上司ぶっ殺してそれがバレて自分もぶっ殺されるというみもふたもないお話です。
     きちんと読んだのはこれが初めてでそもそもシェイクスピアの作品自体初めてで生欠伸を噛み殺すのに必死でした。いや、なんていうか、漫画ならさらさらっとはいってくるのにト書きだからなんですかね、なかなか頭にはいってこない。
     台詞回しがという話も聞きますが、なんともはや、わたしにはとうとうと並び連ねられる作品でこっくりこっくり船をこいでしまう(シェイクスピア好きな人にぶん殴られそうだ)

  • やはり不朽の名作。並の作品ではない。魔女たちや妻の言葉で道を踏み誤る筋立て。戦に負ける際の「バーナムの森が動く」、「女が生んだのではない男」という設定など、「芝居」の仕掛けが凄い。

  • 大学の授業の関係で読んだ本。

  •  初シェイクスピア。齋藤孝さんの「古典力」で推薦されていた一冊。ト書きの台本形式の本も今回初めて読んだ。状況説明は必要最低限でほとんどが台詞で構成されている。話の流れは明快で一分でストーリーの説明はできてしまう。
     まずは本編を読んでこんなものか、と思ったが後ろに続く解説で複雑な仕掛けを知りシェイクスピアの凄さが少しわかった。まず話が始まる前に潜在的で矛盾した欲求があるとか、同じ単語を暗示的に使っていたり、皮肉な予言、表現豊かな比喩、クラスタとしての言葉の効果など様々な技巧が隠されていた。一方で時間、距離の整合性はアバウトなところもある。マクベスが自身を主観と客観の両面から代わる代わる意識する二重の感覚が現代人にも通じるという。
     伊坂幸太郎の「あるキング」はこの話を下敷きにしていたのか。三人の魔女が予言していたし、知らないで読んでて訳が分からなかった。

  • 改めてシェイクスピア読むとすごい。セリフ回しがほんとに冴えてる。岩波の木下順二氏の訳も良いんだと思うけど、解説読んでたらこれはやっぱり一度英語でも読んでみるべきかなと思った。韻の踏み方なんかは原文じゃないと味わえないよね。英語の実際の舞台も観てみたい。

  • 正直唐突に王位を狙いすぎだと思います…。もっと計画的にやろうよ、と。
    あと個人的には婦人の強さが好きです。夫人強い。ていうか怖い。

  • かの有名なシェイクスピアの四大悲劇のうちの一作品。

    魔女の予言に惑わされたマクベスが王になりたいという野心に火をつけられ、王を殺してしまう。そこから始まるマクベスの苦悩の物語。

    本編の名言の数々もさることながら、シェイクスピアをはじめて読む者としては木下順次さんの解説が素晴らしく感じました。

    そのおかげで一読しただけでは気付かないシェイクスピアの表現の意図や、その背後にはる翻訳の工夫も少し感じることができてとてもよかったです。

  • 読みやすく、また巻末の木下順二の『マクベスを読む』もためになった。

  • 気弱でふらふらするマクベスに野心家でしっかり者の奥方の組み合わせが印象的。所々小説や映画なら直接描写するだろうところで場面が飛ぶけど、これは舞台劇では仕方がないところなのだろう。これが大体二時間か?

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マクベス (岩波文庫)の作品紹介

11世紀スコットランドの勇敢な武将マクベスは、魔女の暗示にかかり王ダンカンを殺し、悪夢の世界へ引きずり込まれてゆく。シェイクスピア(1564‐1616)は、1600年に36歳で『ハムレット』を書いた後、40歳で『オセロー』、41歳で『リア王』、42歳で『マクベス』と、立て続けに四大悲劇を書いた。作者最盛期の作品である。

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