ブレイク詩集(対訳): イギリス詩人選 4 (岩波文庫 赤 217-2 イギリス詩人選 4)

制作 : 松島正一 
  • 岩波書店
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003221723

作品紹介・あらすじ

「虎よ、虎よ、輝き燃える/夜の森のなかで…」(「虎」)-彫版師、画家、預言者…と多面的な顔をもつイギリスの詩人ウィリアム・ブレイク(1757‐1827)。『無垢と経験の歌』『セルの書』『天国と地獄の結婚』『詩的素描』など、イギリス・ロマン派のさきがけとなった詩人の神秘的な幻想詩のエッセンスを対訳形式で収録。

感想・レビュー・書評

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  • 『無垢の予兆』を読みたくて購入。

    横書き、つまり左開きの詩集。所々、詩と美しい挿絵が一体となって、ブレイクの世界観を伝えてくれている。
    左頁に英語、右頁に日本語訳という構成になっている。さらに脚注には語義・語法まで丁寧に添えられていて、まるで英語のテキストのよう。英語を学びたい人にもオススメ。

  • 「虎よ、虎よ、輝き燃える/夜の森のなかで…」(「虎」)-彫版師、画家、預言者…と多面的な顔をもつイギリスの詩人ウィリアム・ブレイク(1757‐1827)。『無垢と経験の歌』『セルの書』『天国と地獄の結婚』『詩的素描』など、イギリス・ロマン派のさきがけとなった詩人の神秘的な幻想詩のエッセンスを対訳形式で収録。

  • 割かし電波で難解。
    言葉の美しさはあまり感じなかった。

  • p150

  • 好きな詩人の一人。
    原文読了後に対訳を読んだが印象がまるで違う。
    「失われた少女」「見つかった少女」「セルの書」に感銘を受けた。
    何度も読みたいと思う作品の一つである。

  • ジュンク堂池袋、¥882

  • 初期の作品は相当良い。教会に失望して以降のおかしくなった作風と対比すると特にそう感じる。あと、訳者の解説がすごすぎる。生き字引か何かなのかな?

  • ひと粒の砂に
    世界を見ばや

    一輪の花に
    天国を見ばや

    「無垢の予言書」

  • メンタリストの重要なキーワード。

  • あまりにも有名な「Tyger」は、読んでいてくらくらします。美しすぎて。古英語はシェイクスピアの時も苦戦したのですが、ちょっと原始的な綴りは味わい深かったです。自分で解釈できる能力が欲しい。。詩歌の翻訳はとても難しいのですが、本書は成功したほうなのではないでしょうか。
    きっと何度も読み返す本になると思います。

  • セルの書、詩的素描の四季、maryが印象的

  • イギリス民謡風の旋律をつけて歌うように音読すると異常に気持ちいい。

    言葉の意味はわかるけれど、詩の匂いまでは嗅げませんでした。

    残念!

  • 神秘主義的な匂いにはなじめませんが、ヒューマニズムあふれるまなざしが好き。対訳で原文が読めるので、有名な詩も原文の音律が味わえます。

  • 対訳なので、英文も読め、その雰囲気が伝わります。『天国と地獄の結婚』に収録されている『地獄の格言』はボードレールの様に皮肉…毒のようなものを感じないので、読みやすいです。
    白黒で小さいですが、図版も数点載せてあり、画家としての彼の作品も楽しめます。

  • "失われた少年"が好き
    最初に暗誦した詩

  • 大学で暇つぶしに読んだ。
    ブレイクは前から気になってたけど、やっぱこの人いい。

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