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みんなの感想・レビュー・書評
読んだはずなのに読んだ覚えがなく、読了までに同じ話を何度か読み返しました。
そんなエドガー・アラン・ポオの短編集です。
なんとも文体に眩惑される気がします。
黒猫の話は多分読んだことがないのですが(あまり自信は無い)、結末は知っていた。
おそらくはどこかで無粋なネタバレを見たのだろうが、これは結末を知っていたからといってどうなるという類の話ではないのでこれはこれで興味深く読みました。
探偵ものの元祖と呼ばれるデュパンものですが、なんというかどれもなんとはなしに想像したものと違っていたという印象。
ただお約束的な探偵の性質は確立されているなという印象。
“「ところで、以上、僕の言ったことが、どんな印象を、君に与えたか、それは知らない。が、ただ僕として、躊躇なく言えることはね、これだけの証書——つまり、ダミ声と金切声とに関する、これら証言だけからしてもね、もしそれから、正しい演繹さえなされるならばだねえ、今後この事件の捜査の進行に、結構一つの方向を与える手掛りになるだろうことは、請合いなのだ。『正しい演繹』と、僕は言ったろう。だが、僕の言いたい意味... 続きを読む »
一言、言葉が難しい(笑)
散らばる考えや意志には、自分自身と共通点がかなりありとても共感ができた。
しかし、金魚すくいの桶の中一層目立ち大きな魚を掬った程度にしか読み取れていない様に感じる。ようは納得のゆく読み方が出来なかった。
もう少し歳を経てから読みたい作品。積読でもよかったかも。
紹介を頂いて読んだ本。1800年代前半のアメリカの小説家で、文筆だけでそ生計を立てようとした最初の小説家であるという。酒乱の父親の遺伝子に生涯悩まされ、若くして死んでしまう。以下↓に掲載の写真からも、やや狂気じみた精神状態にあったことが伺えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%... 続きを読む »
「黒猫」を読んだ時に実によく構成された小説だなと思った記憶がある。
また「モルグ街の殺人事件」は昔母親が大学の時に、これを原文で読まされたらしく、つまらなかったという話になった。よくよく聞くとどうもこの短編の最初に、哲学的な話が繰り広げられるのだが、そこだけ切り取って読まされたようである。
確かにそこだけ切り取られてもなあ。
名文は名文だが。。
こんな情緒不安定なのに
ポオなんて読んで大丈夫かなと
ヒヤヒヤしながら。
まさに「天邪鬼」に囚われている私は
一体何処で自由になれるのだろう。
モルグ街の殺人事件は犯人が意外過ぎました。
ちょっとぶっ飛び過ぎてる。
しかもそれが私の読んだ最初のミステリーなんだから、これは危ない。
ミステリーってこんなんなのかー、と思った挙句、ホームズと出会うのが数年遅れてしまったのでした……。
そういう意味では憎い本ですが、話は結構好き。
勿論、デュパンも。
しかしモルグ街が印象的過ぎてそれ以外の話を全く覚えてない……。
また読み返そう。
元祖推理小説といわれる本。
動機や設定が若干弱いが、推理展開は論理的で説得力がある。
前半の何篇かは怪奇小説。
ラオスの田舎町で足止めをくったので宿にあり、たまたま手に取った本。実は、さる尊敬する人が置いていっていたという面白い出会いの本。
「モルグ街の殺人」は世界初の推理小説といわれており、主人公デュパンのキャラクターが実にクール。著者が、一気に読み切れることで恐怖や面白さが増すと主張するだけあって読みやすい。
「何があったかというよりは、今までにない何があったかと考えるべきだ」C・オーギュルト・デュパン
推理小説というものを避けてきた自分が初めて読んだのが、世界初の推理小説とは奇異な出会い。書かれたのが、ペリー来航前だというのだから興味深い。
「猫を殺したから災難にあったというような因果律でものを考える弱い人間ではない」黒猫より
はるか以前に読了したが、タイトルは忘れない。ポーにはまっていく一冊。途中で止められない。推理の迷宮に深入りしていく面白さ。
おもしろかった。
謎が解かれていく気持ちよさ、鮮やか。
普段の生活で、推理するようになってしまった。
デュパンはすごい。ポオはすごい。
だいぶ前に「黒猫」だけ読んだ。もう本を返してしまったので、まったく思い出せない。自分の「本棚」を読み返して読んだ事を思い出した位に印象に残っていないって事は・・・かの有名なポー様なんだから、やっぱり私が翻訳物は苦手ってことなんだろうか。
モルグ街の殺人が読みたくて買った本。他の短編も面白かったけど、やっぱり元祖推理が一番好きだった。
数学的阿片という評が素敵。モチーフが好みだったのは「ウィリアム・ウィルソン」です。良心というか、スーパーエゴというか、ああいう存在は実体を持つと怖い。「黒猫」をはじめとする彼の作品には良心やら顕示欲やら怯えやらが良く描かれています。
ポオの推理モノは、普通の推理小説とは一味も二味も違います。推理小説に飽きたら原点回帰ということでポオを読んでみましょう。また世界観が変わります。

『黒猫』
妻が飼っていて黒猫の眼をえぐり殺害してしまった男。一度は後悔し似た黒猫を手に入れ再び飼い始めた夫婦。黒猫に恐怖を感じる男。猫を殺そうとし誤って妻を殺害してしまう。壁に塗りこまれた妻の死体。...






