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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
日本には「寸鉄人を刺す」という言葉がある。この言葉を、遙か海の向こうアメリカのアンブローズ・ビアスさんに贈りたいと思う。 『悪魔の辞典』との最初の出会いは高校の英語の授業に遡る。先生は熱心な方で、毎時間はじめにちょっとした英語のフレーズを紹介して下さるのが常だった。ある日黒板に書かれたのがこれ。 "Happiness, n. An agreeable sensation aris... 続きを読む »
原本は100年前に書かれたもの。100年前にもこんなこと考える人がいるのだと実感。タイトル的にちょっと引かれそうであるが、いろんな人にお勧めしたい一冊
ビアスの『悪魔の辞典』は、日本の中学生が一度は手を伸ばす例の本ですが、新編は岩波文庫らしくない表紙でかっこいいし、ミーハー強化中なので買ってみる。
やっぱ基本も大事。
こんな感じ。
感謝の念(gratitude n.)
すでに受けた恩恵とこれから期待する恩恵との中間に位する感情。
なるほどー
強烈な風刺本。
女性にはまさしく敵ともいえるような本ですね(笑)
だって扱いがあまりにもぞんざいなんですから。
こうやって書いている私もまあ、女ではありますが。
辞書よりも最後に出てくる
彼の生涯のほうが魅力的に
感じるかもしれませんね。
そう、彼の最後はまさしく謎…
人を選びます。この本。
ひとつひとつの単語に加えられた注訳が皮肉たっぷりというかブラックユーモア的なもので、読んでいるとちょっとだけにまりと笑ってしまいます。
特に愉快だったのは「麻なわ」「封筒」「フォーク」
辛辣な風刺批判で有名だったビアスらしいですね。悪魔の…というのは人の心や影。辞典を手に取ってみたら「幸福」を引いてみてください、納得しますから。
辞典の中には当たり前ですが現代人に馴染みない単語も多々あります。気分転換程度にめくるにはうってつけの本ではないでしょうか。
中学生の時に読んだ本。
友達、の欄にかかれてある「都合のよい大きな船」という表現(だったと思うけど)に、当時の私は衝撃をうけたのを覚えています。
友達に裏切られた裏切った、が自分の世界の大きな出来事だった学生時代。悠々と泳ぐ大きな船のはかなさや切なさを知っていたからこそ、その皮肉めいた表現に思わず苦笑いしたのでした。
風刺と機知に富む社会批評で、
アメリカ草創期のジャーナリズムで
辛辣な筆を揮ったピアスの箴言警句集。
その中で面白かったのが、
「王子さま」
ロマンスの中では田舎娘に、
現実の生活では友人たちの細君に
愛情を施す青年紳士。
「電話」
気に食わぬ奴を寄せつけないでおく
便宜の一部を放棄せざるを得ぬ悪魔の発明品。
である。
読んだ瞬間、思わずふいてしまった。
確かに、その通りであるな、と思った。
「悪魔の発明品」という言葉が好きだ。
どんなもんかと思ってみたら、すごかった。
「悪魔の辞典」ではありません。悪しからず。
正しいタイトルは、「悪魔が書いた辞典」てなもんでしょう。
読むというよりかは眺めるものかな。
英語:この上なく傲慢で、かつ堅苦しいことから、文筆家でこれと親しい仲になるのに成功するものはほとんどいない、といった言語。
A・ビアスは世の中を再定義したといっても過言ではない。ただし、毒気が多すぎる気はするが。
「退屈な人間――聞いてもらいたいときに話をする人間」はその典型であろう。人間はみな自分の世界観を持たなくてはならない。本書は、読む人が自分なりの再定義をする作業を手助けしてくれるだろう。
ちなみにA・ビアスがペンネームで使ったのが、「Fiend:冷笑家」です。

定義とは何ぞ





