- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003240120
感想・レビュー・書評
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約束された皆殺し
こういう構成の本を今まで探し求めていた -
<閲覧スタッフより>
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所在記号:文庫||941.4||ニヘ
資料番号:10094634
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訳:相良守峯、原書名:DAS NIBELUNGENLIED(DER NIBELUNGE NÔT)
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新書文庫
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本来4行詩で表現されているので、日本語にするという試み自体に無理がある。が、クライマックスはそれなりに盛り上がる。
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人間はいつまでたってもバカだバカだと思っていたが、何の、昔の人に比べたら相当進化している。
野蛮で頭が悪くて自己中の嫌なヤツばかり出てきます。 -
めちゃくちゃおもろい。姫めっちゃ血を呼んでる
こんばんは(^O^)
下巻は、前半のメロドラマ展開と打って変っての大虐殺の連続でびっくりですよね。
どちらかの軍...
こんばんは(^O^)
下巻は、前半のメロドラマ展開と打って変っての大虐殺の連続でびっくりですよね。
どちらかの軍が閉じ込められ火をかけられた場面で、
兵1「喉が渇いてたまらん」
兵2「それなら味方兵士の死体の血を飲むんだ!」
兵1「(血を飲んで)おお!知らなかった!血がこんなにうまいとは!」
…という場面で、「この民族とは遺伝子が違うわ~ (@。@;)」と思いましたよ(苦笑)。
さて、「ニーベルンゲンの指輪」の映画版は、
伝承やワグナー歌劇の映画化ではなく、伝承を現実に当てはめたような映画です。ワグナー音楽も使われません。
ジークフリートは滅ぼされた国から逃がされた王子、ブリュンヒルデはアイスランドン女王で、彼らの信じる神はオーディンを中心とする古き北欧の神々。
それに対してグンター王たちは新しいキリスト教を信仰し、
古い神々が新しい神々に追いやられて去る…みたいな。
竜退治はするし、指輪の持ち主の民族は半透明で出てくるからまったく伝承を排除したわけではないのですが、「あの伝説が現実だったらこんなだったんだろうな」と言う感じ。
機会があればぜひ~~。
血を飲むシーンありましたね~(@_@;)
あんたたちは吸血鬼か!とビックリしました。いや...
血を飲むシーンありましたね~(@_@;)
あんたたちは吸血鬼か!とビックリしました。いや興味深くはありますけどね、血液になんらかのパワーが宿ってるみたいな原始的な信仰とか、突き詰めれば何か出てくるのかもしれません・・・
映画版「~指輪」はそういう感じなのですか・・・なるほど。「~歌」も後半は、フン族とブルゴンド族の争いや滅亡の史実を物語に当てはめたものみたいですし、古い神様を滅ぼすのを物語化しちゃうのはキリスト教の定番のやりくちですね(苦笑)
トールキンの「指輪物語」が大好きなので、ルーツをたどる意味でもニーベルンゲンのほうの指輪も機会があれば是非見たいです!