ファウスト博士 上 (岩波文庫 赤 434-4)

  • 48人登録
  • 3.78評価
    • (3)
    • (1)
    • (5)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
制作 : 関 泰祐  関 楠生 
  • 岩波書店 (1974年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003243442

ファウスト博士 上 (岩波文庫 赤 434-4)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 読解するのがかなり難しい作品だと思った。物語的な要素もあるが、思想や哲学の表明の部分も多い。いわゆる「クラシック音楽」はドイツ文化の精髄だとも言われるが、マンは音楽家であるレーヴェルキューンを切り口にしてドイツを、そして自身の哲学を語っているように思われる。次巻から主人公が本格的に音楽の道に進んでいくことになるが、展開が楽しみ。

  • 1947年刊行。悪魔と契約を結んだ天才作曲家、アドリアン・レーヴェルキューンの破滅と没落の悲劇を通じて、ドイツ人の抽象性や観念的陶酔を描いている。これはすなわち著者トーマス・マンの、ナチズムに対する痛烈な皮肉である。

    天才であるがゆえに幼いころから全てにおいて情熱を欠いた青年アドリアンが、至高の芸術のために、“悪魔と契約をむすぶ”=梅毒に侵された売春婦と関係を結ぶ、、、という内容。
    トーマスマンって本当にこういう発想するとこが、なんていうか本当に天才だと思います。
    物語は、アドリアンの幼馴染である「私」による回想録という形をとっている。それにしてもこの「私」、どんだけアドリアンのこと大すきなんだよ!!微笑ましいわ。シルトクナップに対するモヤモヤ感は、「アドリアンを独占できない」嫉妬心からおこっているものだと思いますwww(腐女子でゴメンネ☆)

全4件中 1 - 4件を表示

トーマス・マンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘルマン ヘッセ
サン=テグジュペ...
ウンベルト エー...
谷崎 潤一郎
ジェイムズ・P・...
村上 春樹
J.L. ボルヘ...
ウィリアム・ゴー...
ドストエフスキー
有効な右矢印 無効な右矢印

ファウスト博士 上 (岩波文庫 赤 434-4)はこんな本です

ツイートする