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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
不完全作。
途中で話が飛んで唐突な最期を迎える。
最後の章の何もかも徒労に終わったという描写が印象的。
本人には自覚のない罪(結局何の罪かは分からずじまい)で訴訟を起こされた主人公Kが、最後はザクザクされる話。
Kがずっとイライラしてた、っていう印象。
物語の前半で出てきた人が後半に出てくる、ということもあまりないし、
正直に言えば、よく分からない感じだった。
ずーっと、暗い印象を抱いた作品だった。
作者がそういう人らしいから、仕方ないかもしれない。
「カフカはこの作品によって現代人の孤独と不安と絶望の形而上学を提示したものと言うよう」と表紙に書いてあるのですが、
私には漠然としたものしか感じとれませんでした。
いろいろ鈍感になってるのかしら。
「そしてこういうときにも、おれは銀行のために働かなければならぬのだろうか?」
…期末で数字に追われる今、手術入院中にこの作品を読んだ銀行営業ウーマンの私にはグサーーーッと来ましたが。
気楽に生きていたヨーゼフが不条理な裁判にかけられるお話。
なんとも侘びしい終わり方だった。異議はあるのだ。あるだろうとも。
もっと色んな人に、真剣に向き合えば良かったのだろうか。読み終えてからそう感じたけれど、物語の中に居る間は、なにが正しいのかわからなくて翻弄されるばかりだった。
裁判と銀行とで、銀行を優先すると決めてかかったらまた別の結末だっただろうかと考えたけれど、そう出来るくらいならきっと逮捕なんかされなかったのだろうな。
刺された彼は、それでも生きているのではないかと思う。恥辱だけの姿で。それはとても苦しいことだ。
掟の門が話題に上がっていたのが、なんだかうれしかった。
残念ながら未完なので星よっつ。
カフカの長編の中では一番好き。花咲かず鳥飛ばず、風吹かず月も見放す、ひどいお話。
掟の門の残酷さもまた身に染みる……気がする。
云われもないのに突如、判決が下るのは、近代国家の理念的な強制性を暗示している(と思う)。
ぞっとするけど、あり得そうな話。システムという、正体のない無機質な暴力に対して、人間はあまりに無力である、という寓話と受け取った。
「審判」(カフカ)読了。あろうことか台風の影響で何時間も足留めされた新幹線の中というある意味極限の状況下で、この出口の見えない難解な物語と格闘するという得がたい経験(もう二度とゴメンであるが)をした。たぶんカフカにはカフカを読むにふさわしい時間と場所があるような気がする。 たぶんカフカにはカフカを読むにふさわしい時間と場所があるような気がする。それがいつどこでなのかはすぐには思いつかないが、すく... 続きを読む »
カフカの作品には不気味な魅力がある。
この作品、物語の展開がころころ変わる。その都度、くせのある者がいる。
それらの者と会話するごとに、謎が深まっていく。
いったい果てに、何が見えてくるのか。
読中気になってしょうがない。
「誰かがヨーゼフ・Kを誹謗したにちがいなかった。なぜなら、何もわるいことをしなかったのに、ある朝、逮捕されたからである。」 起こりえるはずのない訴訟が、彼が以前と同じように生活することを邪魔し、業務主任である彼の名誉、地位、判断力を乱す。 Kは翻弄され、しかしあらんかぎり手を尽くすことを惜しまなかった。ところが、自身の犯した罪も、腐敗した裁判組織の正体も一切が明らかにされないまま「犬のように」... 続きを読む »
翻訳がヘタクソで読みづらい。
と言ってしまったらおしまいかもしれないが、そこは翻訳者の色かもしれないが。
カフカの作品には未完のものが多いと聞くが、この作品も例に漏れずといったところだ。
なんとなく、この文章・文体だと日本語になじまないような気がした。
銀行員のヨーゼフ・Kは、朝起きたら突然逮捕され不可思議な審判にかけられる。こうした矛盾と不可思議さこそが、現代人の抱く不安である。
理由もわからず逮捕という、いまの時勢ではありえない話だからこそ読んでて面白い。
カフカ作品の不条理さがよく描かれており、完全に世界観に引き込まれた。
最後の決め台詞にやられた。
その前の章が未完だから、最後の章の不穏さが浮き彫りになっていい効果出してる。
最後の章の不穏さはたまりません。
エンターテイメントとしても十分に読めると思うのはニコだけでしょうか。作品内にところどころ挿入されるエピソードはときおりナンセンスで笑えます。
徹底的に不条理であるがゆえに批判のしようがない。未完成であることさえ何かの暗示であるかのように思えてしまいます。

カフカさんといえば『変身』が有名ですね。
朝起きたら虫になっているヤツ。
この作品も朝起きたら・・・
という展開で幕を開けます。
カフカさんの作品は正直どのように受け止めていいのか分かりま...






