チャンドス卿の手紙 他十篇 (岩波文庫)

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制作 : 桧山 哲彦 
  • 岩波書店 (1991年1月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003245712

チャンドス卿の手紙 他十篇 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  一種の恐怖です。読むと胸が痛くなる。物を書くと云う行為に何らかの執着があると、特に身近に感じられる話だと思います。<br>
     今日調べて知りましたが、岩波版も絶版だそうで……。こんな名作が新刊書店では手に入らない状態になるなんて……。

  • 言葉が腐っていく感覚。言葉が安易につかわれていないか。

  • 饒舌な不信

  • 言葉を使う者の深淵が詳細に描かれている。時代的、学問的観点を抜きにして楽しみたい。

  • ことばで言い表せないことをことばで言い表すことはできるのか、言語表現の葛藤をあらわす「チャンドス卿の手紙」。ホフマンスタール自身は自分のかいたものを読んだのか。「たしかな曖昧さ」、檜山哲彦先生の解説も素晴らしい。こういう作品のいいたいことが自分なりにわかり、親密になってしまうと、それを他者にうまく伝えられなければ、<狂人><変わり者><クスリやってそうなひと>とみなされる。檜山先生のような稠密な知性のおかげで、安心する。おそらく絶版。残念。

  • ふだんなじみのない、放り出されたような恐怖感。

  • ホフマンスタールはハプスブルク文化の精華を具現した文学者。

    「イェーダーマン(万人)」1911年
    十五世紀のイギリスの道徳劇「エヴリマン」を範として、死に神の迎えを受けた男の姿を描く。善人でも悪人でもない平凡な男が神の裁きの庭へ向かう時、逃げ出さずに同行してくれたのは彼の「地位」や「金」でなく、業績だけであり、加勢をしてくれたのは「信仰」であったという寓話劇。

  • 「ばらの騎士」の作者ホフマンスタールの短篇集。「温柔」「幽艶」「典雅」と評されますが、そのとおりですね。これ、本気で読み直してみますよ。あ、そうだ、「ホフマンスタールじゃなくて、ホーフマンスタールと言ってくれませんかね」って口癖でしたね。

  • 散文集(?)後半の紀行文的なものよりも、前半の小説がおもしろくて怖くて好き。

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