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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
世界史にも出てくる名著。
正直途中で何度も読むのにくじけそうになったが、後半になってくるにつれて面白くなってきた。
続きが楽しみである。
ジュリアン・ソレルが魅力的。
自信満々で、ものすごく傲慢で、野心のカタマリで、計算高いのに、感激家ですぐ感動に浸っちゃう。
「俺様は誰より上手くやっていて全部俺様の計算どおり」って思っているけど、意外と上手くやっていなかったり…。
そんな彼が自信満々に(でもあやうい場面が沢山ありつつ)のし上がっていく過程をハラハラしながら見ていると、あんなに性格悪いのに応援したくなる不思議。
でも、絶対ジュリアンとは付き合いたくないw
宗教と、農民と、貴族の話かと思ったら、全力で恋愛小説じゃないか(笑)さすがフランス……いや、フランスの小説はこれが初めてですが。ジュリアンが高位獲得して成功するまでのサクセスストーリーに恋愛が絡んでいる話だと予想。
率直な主人公ジュリアン・ソレルが社会の俗物を心の中で斬りまくりながらのし上がっていく。しかしバットエンド
マチルドは基地外。レナール夫人うぜえ
他の本と比べると読みにくい文章だと思います。
物語に入り込むまでっていうかその文章に慣れるまでは結構苦痛を感じてしまうかも。。
でもそこを通り過ぎてしまえば、あとは面白いです。
私は歴史が好きなので時代背景とかそういったものにも影響されてしまっていますが、
内容自体はとても面白くシンプルで分かりやすいと思います。
まぁ、フランスの歴史に明るくない俺には、よくわからない点もたくさんあった。
義務とか権利とか道徳とかにやたら縛られているジュリアン。
彼の愚かしさを称揚してるのか皮肉ってるのか、スタンダールはその心の動きを精緻に描く。
彼を最終的に殺したのは、そういう「縛り」だと思うんだけど、
その「縛り」で自分を律していたからこそ、ジュリアンの野心は彼の人生の推進力になったたわけだ。
心を言語で描くのって難しいけど、ジュリアンの心の機微をよく描いていて、小説にしかできないことをやっているなと。
「小説でしか描けないこと」があるから、書くんだろう。
長い……決して面白くはないけど、読んでみる価値はあり。つーか、あたし自分が何となくジュリアンに似てるからイヤんなっちゃったよ笑。
野望に燃え恋に溺れ、激情の中でひたむきに青春を生き急ぐ主人公ジュリアン。その生き様を甘さも酔いもないクリアな語り口で描いていくスタンダールの文章が、彼の愚かなまでの一途さを一層哀れに健気に浮かび上がらせます。登場人物それぞれの個性もリアルで強烈、時代に色褪せない人間心理のドラマです。旧版で読んだので全三巻でしたが、現在の版では全二巻。(2008/2/17読了)
現代作家に慣れた目で読むと一行読むのも苦行に近い。言いたい事は分かるがこれはちょっと・・・と困るくらい文体がねちっこくて息苦しい。<br />
でもそれが内容と妙に合ってるのが面白い。外国文学はどれほど原文の本質に迫れるかが勝負だなあ。<br />
マザコン小説と書いたら冒涜だろうけれど、でもそう思うと理解できないこともない男心。







