従妹ベット 下巻 (岩波文庫 赤 529-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003252963

感想・レビュー・書評

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  • 下巻の展開は激しいとでも言えばいいか。
    吐きそうになるくらいには人間が気持ち悪い。
    よくもこんなに人間の嫌な面ばかりを剥き出して、
    ストーリーを破綻なく進められるものだ。

    不思議に予定調和を見る思いがした。
    すごいものだ…結局はなるようになったということか。

    ベットは望んだものは手に入らなかったが、
    望みもしなかったものを押しつけられた。
    悪くはないと考えるべきなんだろうけど、嫌な最期だ。

著者プロフィール

オノレ・ド・バルザック
1799-1850年。フランスの小説家。『幻滅』、『ゴリオ爺さん』、『谷間の百合』ほか91篇から成る「人間喜劇」を執筆。ジャーナリストとしても活動した。

「2014年 『ジャーナリストの生理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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