ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)

  • 50人登録
  • 3.40評価
    • (1)
    • (3)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : ユゴー
制作 : 辻 昶  松下 和則 
  • 岩波書店 (2016年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253281

ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 皆、自己中心的でクズ!だけど、クロードは両親亡き後、弟ジャンを引き取って愛情こめて育てたり、捨て子だった気の毒なカジモドも引き取って育て鐘番にしたり、慈愛に満ちた人だったが、その過剰な愛情が却って災いしたのかも。
    そのジャンは道を踏み外すわ、壮絶な最期を遂げるわ。
    カジモドは、ホントはいい人なのだが、捨て子だったということと見場が悪いのと、目耳が不自由なため、虐められ、怖がられたのもあり、捨て鉢に生きていた。
    ヒロインである、ジプシー女 エスメラルダは、カジモドもグランゴワールもフェビュスも果てはクロードまでもが皆、彼女に恋してしまうという美しい少女だった。なかでも、フェビュスは、名前も覚えられないのに、すけこまし感が半端なかった。
    クロードが恋に溺れて行く様は、聖職者以前に人としてあるまじきだが、歪んだ愛情と積み上げたものが崩れた時の虚しさが爆発したのかも。
    グランゴワールも、ヤギだけ助けて、逃げるし。ほとんどの人が、非業の死を遂げる中、ちゃっかり助かって一儲けしてるのが、信じられない。

    フェビュスは、あっさり結婚?ご愁傷さま。

    ホント皆救いようの無い残念な人なんだけど、なぜか皆さん憎めないんだな。

    カジモドは、司教補佐との主従関係からの滅私奉公と、エスメラルダへの思慕と板挟みにあって、不憫だったから、バッドエンドにあっても、最期は報われたと思いたい。

  • 退屈極まりなかった上巻とは違って、一気にドラマチックになって、最後は救いのない怒涛の展開に。ミュージカルを観る前に読み終わって良かった。

  • 気分悪い。

    登場人物すべて考えが足りない。レ・ミゼラブルより救いがない。

    それでもなお、ディズニー等の二次作品において、この世界観を崩してほしくはない。本作品はこれで完成している。手を加えるのは侮辱だ。

  • やはりユゴー…レミゼラブルと同様にロマンありつつ現実的なところで話が終わる。
    上巻と違ってどんどんストーリーが進むので途中、展開を予想して読み進めたくなかったです。オチまでは読めませんでしたが、悲しいお話だけどリアルな話だったんでしょうかね…。

    どうでもいいですが、私の中で赤毛のアンに続いて長ゼリフを書かせたらすごい人にランクインしました。

全5件中 1 - 5件を表示

ユゴーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
村田 沙耶香
アゴタ クリスト...
キェルケゴール
J・モーティマー...
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印

ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)はこんな本です

ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ノートル=ダム・ド・パリ(下) (岩波文庫)の作品紹介

無実の罪で死刑を宣告されたエスメラルダ。カジモドはノートル=ダム大聖堂に彼女をかくまい、おずおずとした愛情で優しく見守る。一方、エスメラルダへの狂おしい想いに取りつかれたクロード・フロロは、苦悩に満ちた愛の告白をする。エスメラルダは実の母親との劇的な出会いを果たし…。物語は佳境を迎える。

ツイートする