三銃士 上 (岩波文庫 赤 533-8)

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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253380

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしく思って、今になってもう一度手に取って読んでみた。まどろっこしい所もありつつ、割と面白かった。どうしても、昔やってたNHKのアニメの三銃士を思い出してしまい、登場人物の姿かたちはそれになってしまう^^;。

    指輪を取り返す話とか、結末がわかっていてもハラハラドキドキと楽しめた。

    こういう古典を読むと、価値観が当然違う世界のことになり、その中を楽しめるのも面白い。作者でさえ、「この頃は・・」と書いてあり、既にギャップがあるから、二重に世代の壁を突破する感じがある。

    王様と王妃は仲良くすれば良いのに、と子供心に思っていたが、大人となった今では、なかなかそうは出来ない感情を理解できると言う発見もあったりする。

  • 感想は下巻へ。

  • 言わずと知れたアレクサンドル・デュマの大作『ダルタニャン物語』の冒頭の『三銃士』。昨年は『モンテクリスト伯』を読んだので今年は『三銃士』をと思って読み始めた。
    『モンテクリスト伯』に比べるとやはりこっちはドタバタ喜劇という印象を受ける。シリアスな雰囲気のなか三銃士が出てくるとなんだかバタバタになってしまう。真面目な雰囲気のなかなんだが軽い。そんな印象。新聞での連載なのでスピード感はあるが、どうしても先をどんどん読みたくなるというハラハラした感じがない。まぁこの先長く続く『ダルタニャン物語』のエピローグとしてはこれくらいの背景説明は必要なのかもしれないが、なんだが余計な長さを感じてしまった。ミレディーの登場ですこし話も動くかなと下巻に期待。

  • 大人になって再読。子ども向けのリライトじゃなくても元々テンポいいんだ、デュマの時代でもリアルタイムじゃなくて歴史小説だったんだ、と気付く。そしてなぜ四じゃなくて三銃士なのか? というよくある疑問も解けた。ダルタニャンは物語通してしばらく、銃士じゃなく護衛士なんだねーへー。

    基本的人権とか平等といった概念が生まれる前の感覚とか雰囲気を、小説ならではで実感。

  • アトス ポルトス アラミスの三銃士と田舎から出てきたダルタニヤンの冒険
    イギリスとの戦争や怪しい宮廷の裏事情などが絡んでいるが、全くあっさりした冒険譚
    ダルタニヤンとコンスタンスとの恋愛、ミレディの悪女っぷりが痛快

  • 名作文学ですね。
    ミレディさんの悪女っぷりに惹かれます。

  • 訳モノってなんか苦手

  • 三銃士の方々は結構ろくでなしだと思う。お宮仕えがこんなんで良いのか・・・。

  • 「一人は皆のために!皆は一人のために!」でおなじみの作品です。アニメ化もされましたな・・似ても似つかないけd

著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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