三銃士 下 (岩波文庫 赤 533-9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253397

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に子供向けは読んだことがあったけど、きちんと原作を訳したのを読むのは初。
    子供向けの本やアニメ版(NHKの)や映画版(私が見たのは三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (2011))とはやっぱり、かなり違ったのですねぇ。
    特にミレディ、ルパン三世の峰不二子系悪女キャラとして描かれる事が多いけれど、原作はもっと情熱的で苛烈!
    コンスタンスのオチもまさかの…。うわぁ。
    まぁ確かに、子供向けは原作に忠実には書けないわけだ。

    1970年発行なので、武士や匕首などなど翻訳は古め(笑。
    しかも岩波文庫版は三銃士シリーズの第一部しか出てないんですね。
    第二部、第三部まで翻訳版が出てるのは講談社文庫版で、最初に出たのは絶版、復刊されたものは結構お高い…。
    第三部の鉄仮面の部分だけは、子供向けの本で読んだかなぁ。
    どうせなら、岩波文庫版で後の方のも出て欲しいような…。
    もういっそ、新訳版が出るのを祈りつつ!

  • 上巻がやっと終ったという印象で、下巻こそ盛り上がるだろうと予想して読み始めてみる。上巻に比べて物語に動きがある分どんどん読むことが出来た。しかしミレディーの復讐劇を読んでいると『モンテクリスト伯』を思い出し、そうなるとどうしても比較してしまい、『モンテクリスト伯」の方が壮大で痛快と思ってします。解説にもあったが、この両者を比べるものではなく、『三銃士』の方はドタバタ劇と割り切って読むのがいいのかもしれない。最後があっさり終るが、それは次巻以降にも続く『ダルタニャン物語』の序章だからだと割り切ることにした。
    『ダルタニャン物語』の完訳は現在は復刻版のみしか手に入らないし、それも高価で訳もなんだかしっくりこなので先を読みたい気持ちはあるが、なかなか行動に移せない…

  • 少年マンガのノリ、単純に面白い

  • ミレディの存在が三銃士という小説を成り立たせているということを再認識。下巻は一気に読んでしまう。

  • よく映画化されているので、タイトルと「ダルタニアン」という名前は知っていたけど、話の中身は全く知らない、という名作にありがちのパターン。
    これがモンテクリスト伯の作者と同じだったことを本屋で知り、モンテクリスト伯をいたく気に入っていたため、それならば、と読んでみた。

    ダルタニアンは三銃士ではなかったんだね。
    こんな話だったのか!と納得しつつ、やっぱりモンテクリスト伯の方が面白かったかな。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003253396
    ── デュマ/生島 遼一・訳《三銃士〈下〉19701016 岩波文庫》
     

  • ミレディが生々しい。というか迫力ありますね。

    ボナシュウ夫人が殺されてしまうのはかわいそうだ・・(´-∀-`;)
    殺されるんじゃなくてただ、眠らされるだけかと思っていたので・・。

  • ロンドンまで行ってダイヤモンドのアクセサリーを無事に取り戻し、枢機官の目論見を阻止できたが、戦争が始まりダルタニヤンはコンスタンスの消息を失う
    ダラダラと長引く戦争の間にもダルタニヤンたちは愉快に過ごす
    が、ミレディと枢機官の陰謀を察知したダルタニヤンたちはついにミレディを捕まえ処刑する
    全てのたくらみを阻止したダルタニヤンは副隊長に昇進し、アトスはしばらくして除隊、ポルトスは未亡人と結婚、アラミスは修道院へとそれぞれの道を選択する

  • ミレディー。おそろしい子。

  • ミレディこわいわーーー。アトスとダルタニャンがかっこ良い!!しかし最後はあっさりだな。

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著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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