日本精神史研究 (岩波文庫)

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著者 : 和辻哲郎
  • 岩波書店 (1992年11月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003314470

日本精神史研究 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【目次】
    改訂版序 (昭和十五年二月 著者) [005]
    序言 (大正十五年九月 於洛東若王子 著者) [007-009]
    目次 [011-013]
    挿画目次 (撮影 入江泰吉 他) [014]

    飛鳥寧楽時代の政治的理想(大正十一年、五月) 015
    推古時代に於ける仏教受容の仕方について(大正十一年、六月) 045
    仏像の相好についての一考察(大正十一年、四月) 055
    推古天平美術の様式 087
    白鳳天平の彫刻と『万葉』の短歌 107
    『万葉集』の歌と『古今集』の歌との相違について(大正十一年、八月) 125
    お伽噺としての『竹取物語』(大正十一年、十一月) 145
    『枕草紙』について(大正十一年、八月) 161
     一 『枕草紙』の原典批評についての提案 161
     二 『枕草紙』について 186
    『源氏物語』について(大正十一年、十一月) 203
    「もののあはれ」について(大正十一年、九月)  221
    沙門道元(大正九年~十二年) 237
     一 序言 237
     二 道元の修業時代 251
     三 説法開始 264
     四 修行の方法と目的 273
     五 親鸞の慈悲と道元の慈悲 285
     六 道徳への関心 300
     七 社会問題との関係 307
     八 芸術への非難 311
     九 道元の真理 314
      (イ)礼拝得随 315
      (ロ)仏性 324
      (ハ)道得 339
      (ニ)葛藤 350
    歌舞伎劇についての一考察(大正十一年、三月)  357

    解説 作品・方法・感受性および時代(加藤周一) [391-401]
    編集付記 [402]

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50047248&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 和辻哲郎最初の論文集の改訂版(1940)である。初出はいずれも1920年代。
    日本精神史を知るというよりは、これが書かれた戦前の知識人の精神構造を知るに適した一冊ではないだろうか。加藤周一や内田義彦はこれを先駆的な手法と切り口で研究された社会科学的作品として高く評価しているようだが、それだけにはとどまるまい。むしろ、今日からみるとつまらぬところの多いこの論文集から、近代日本の基盤となった思想的エッセンスが多く抽出できるという点、ここに着目するべきであろうと思う。

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日本精神史研究 (岩波文庫)の作品紹介

日本の諸種の「文化産物」を通してそこに表現されている「それぞれの時代の日本人の『生』を把握」しようと試みる。この観点から十七条憲法や大宝令、推古・白鳳天平の仏像、『万葉集』『源氏物語』といった古典あるいは道元の著作と生涯などを論ずる。

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