狂気について 他二十二篇(渡辺一夫評論選) (岩波文庫 青 188-2)

著者 :
制作 : 大江 健三郎  清水 徹 
  • 岩波書店
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003318829

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に難解でしたが、以下は何とか読めて為になりました。

    狂気について
    不幸について
    寛容は自らを守るために不寛容に対して寛容になるべきか
    IV

    レビューを参考にして、読める部分だけ読むとよいかもしれません。

  • 「寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか」という評論が読みたいためだけに読んだ。なんか期待していたものではなかった。期待っていうのは、「答えが出ることはないけど難題をしみじみ考察して、解決策を模索する」みたいなん。答え出てんだよなこれ笑

  • 文学者の本を読んだことがなかったので、2,3章は内容が頭に入ってこなかった。文章自体が難解な上、書いてあることもよくわからない。自分のアホさを思い知った。
    他の章はエッセイ的で分かりやすく書いてあり、楽しく読めた。高名な文学者でも自分と同じような事で悩んだりしているのだなぁ、と、少し安心したりも。

著者プロフィール

フランス文学者。1901年、東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部仏文科卒業。東京高等学校(旧制)教授を経て、48年、東京大学教授、62年、同大学名誉教授。文学博士。1975年、逝去。主な著作に『フランソワ・ラブレー研究序説』『フランス・ユマニスムの成立』『フランス・ルネサンスの人々』『戦国明暗二人妃』『世間噺・戦国の公妃』『世間噺・後宮異聞』など、おもな翻訳書にエラスムス『痴愚神礼讃』、ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』など。



「2019年 『ヒューマニズム考 人間であること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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